11月上旬ごろを中心に、おうし座流星群の活動が見られます。
「南群」のピークは6日で既に過ぎていますが「北群」が13日がピークだと言われています。数は少ないものの火球の割合が大きいと予想されているそうです。
エンケ彗星とは、周期3.3年で太陽の回りを公転する彗星です。現在周期が知られている彗星の中で最も短い周期だそうです。歴史的な事を書くとハレー彗星の次に周期性が確認された彗星だそうです。
おうし座流星群はエンケ彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気にとびこんで、上空100km付近で発光して見えるものです。
ピークはわりと緩やかなので10月中旬から11月下旬ごろまで出現が続くそうです。
空の条件が良いところ(紀美野町のように暗い処)でも1時間あたり10個程度の予想ですが、明るい火球の割合が大きいと予想されているので注目したい流星です。