きみの音楽ネットワーク(以下KMNと略)CD制作、第二弾!
ギタリストの金谷幸三さんのCDを作る為の録音作業を昨日朝からみさとホールで行いました。
作業はKMNの録音エンジニアの西さんを中心にデザイナーの小島さんの協力を得て進められました。
星降る町の音楽会Vol.5の時のようにステージの端に椅子を置いて・・・
http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-11423026117.html
この位置から体をステージの後方のバルコニーの方を向いて演奏するととても良い響が返ってくるそうです。
西さんの後方から金谷さんを見ると、こんな感じ・・・
10時頃から開始して16時過ぎまで昼食や休憩を挟んでCD1枚分の曲を4~5回ずつ演奏していく金谷さんってやっぱり凄い!
4~5時間弾いて最後に
「アルハンブラの思い出」という難曲を5~6回演奏して録音した金谷さん・・・
この曲って右手が動きが尋常ではない!
松本ならこんな動きをしたら1分以内に痙攣する自信があります!
体力も気力も限界寸前でこんな難しい曲を演奏しないでも最初に演奏すれば良いのに・・・
金谷さんにそんな質問をしたら
この曲は数時間弾いて指が滑らかに動くようになってからでしか弾けないそうです。
みさとホールに響き渡る本当に澄んだ音色のギター
音の洪水に溺れる気持ち良さ・・・
何という贅沢!
金谷幸三プロフィール
1966年神戸生まれ。奈良在住。
パリ国立高等音楽院ギター科で、A.ラゴヤ、C.アルム、パリ国際音楽大学同科にてM.サダノフスキーに師事。同大学を最高得点(満点)で主席卒業。在学中より現代音楽の新作初演やフランス国営放送の現代音楽番組に出演するなど現代音楽のスペシャリストとして活動する。
1989年パリのサルコルトーでデビューリサイタルを行う。
第2回シャントレル国際ギターコンクール優勝。第43回東京国際ギターコンクール3位(邦人最高位)ほか多数の国内外コンクールに入賞。近・現代作品のみならず古典音楽やバッハに対する表現解釈についても造詣が深く、ルネサンスからジャズ・ポップスにいたる幅広いレパートリーを持つ。柔らかなテクニックによる洗練された表現力と音楽性は高い評価を得ている。
2011年以来「ルネサンス・アルトギター(11弦)」の演奏活動を開始し、現在この楽器の可能性を追求中。エスカルゴなギター教室にて後進の指導にも力を注ぐ。