昨日は家族揃ってジストシネマ和歌山で「名探偵コナン 絶海の探偵」を観てきました。コナンシリーズは毎年家族全員で観に行く恒例の春の行事なんですが、4月20日から始まっていたのに忙しくて中々行けなくて昨日になってしまいました。
以下、中3の息子のがブログを書いたのですが・・・
長すぎる!興味のない人はパスして下さい!
やはり一番大切なのは脚本だと見せつけられる作品だった。
脚本が今までの古内一成さんから櫻井武晴さんに変わり話の進め方が大きく変わった。ツッコみどころもたくさんあったが下手にアクションシーンを作らなくても緊張感があるものを作れることを証明できたのは大きい毎回無理やり爆発させたりしているが今回はなかったところがここ最近のコナンとは違う。
そして今回の演出がとても好みだった。
コナンのまわりを回る字やコナン以外フェードアウトしたり。
ここ最近良い演出が減ってきていたので特に印象に残っている。
残念なところと言えば作画がひどすぎたことかな劇場版なのだからも少し丁寧に描いてもよかったと...
ロトスコープのような書き方の所もありバリバリCGで書いているところもありところどころ絵がボケているようなところもあった。
あと顔の輪郭が太すぎ(笑)
自衛隊が全面協力なのでイージス艦をグルッと回るようなカメラワークが多かったような気がする。
あとOPの使い回しが多すぎる。
イントロのCGは相変わらず気合が入っていたがいつものところは過去の作品のOPをつなぎ合わせただけのレベル・・・
いつもながら予告詐欺は基本であった。
本編にこんなシーン無いわ..と思うところもあったが予告が最終チェックを受けて完成するまでに作られたものだとすれば仕方がないところでもある。
さすがにエヴァQほども改変してしまうといろいろ問題にもなるが...
※ここからネタバレ入りますので
映画を見ていない方の閲覧はご注意ください。
ストーリーとしては昔のコナンに戻った感じ最近は少年探偵団が最終的に中心になっていたが
今回は蘭とコナン(新一)のストーリーだと言ってもよかった。
今回の少年探偵団ははっきり言って空気状態予告で見た限り以前よりスケールが大きくなりまた前々作のようにアクションだらけで終わりかと思ったがしっかり話をまとめられていた。
久々にまともなストーリーなコナンを見たような気がする。
映画館を出るときにもう一度見たいと思うぐらい面白かった。
戦慄もストーリーは十分よかったと思うが作画がいまいちだった。
今回も作画が良くなかったがストーリーはよかった。
この事から 良ストーリー=悪作画 ともいえるかもしれない(笑)
全体を青山作画ですればよかったのにと思うほど今回は酷かった。
そして今回の映画ではスパイXが非常に分かりやすかった。
Xは誰が見ても怪しいような人物であった。
Xがアイリッシュ並みのプロ級かと思っていたがそこまでプロではなくどちらかといえばド素人に近いといってもいい。
あとどこの国のスパイか目的は何かというのが明確にされなかった。
どこの国かはキャラの顔、イージス艦、舞鶴湾、スパイ...
ってところで分かりますね。
今回の話はその辺を言いたかったのかなとも...
まだまだ言いたいことはたくさんありますが今回のコナンは価値がある作品だったと思いますよ。
次回作はタワーが舞台。おそらく東京スカイツリーだと思われます。
あと12月にルパンVSコナンの劇場版があります。
こっちはテレビ版がそこまで良くはなかったので劇場版では良くなることを願いたいです。