Dの純情〜THE LAST DAWN

2024年9月29日、たくさんの皆様のご協力、愛情をいただき、無事終演致しました。

THE ALFEIさん。

さん、というか僕が所属するTHE ALFEEさんのコピーユニット。当初は出演するつもりではなかったけれど、O.Aならと出演を決めました。急な対応で空き枠を埋めるために、結果20分枠をフルで出演することになったけれど、逆にこうして穴を埋められる臨機応変さを考えたら出演していて良かったなと思います。サカザキさん、たかみぃ、本当にありがとう。このところスランプで上手く声が出せなくて悩んでいたのが嘘みたいに、楽しくライブができました。2人のおかげです、ありがとう。

柊ゆうさん。

残念なことに当日、体調を崩され出演キャンセルとなってしまいましたが、フェアリーテイルズ大阪でお会いした時、「自分から出たいと言うのは…って遠慮したけど、まだ出れるようなら出たい」と言ってくれたこと、本当に嬉しかったです。今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍されている柊さんにお声掛けしても難しいかなと思い込んでいたので、最初から遠慮なくお声掛けしたら良かった笑。今回がダメでもまた次、と言うことがもうできないのが残念です。柊さんのライブの熱量が大好きです。

秋葉令奈さん。

れなちさんを知ったのは、今からもう7年も前。ライブハウスD'さんがまだあった頃、それこそRe:birthの対バンで見たのだと思います。シャケを持って、いくらをちりばめたクリエイティブ極まりない個性の人と、その後一緒にお仕事させてもらったり、会えばいつもココさんココさんと喜んでくれる。れなちさんのバイタリティと、釧路と関西を繋ぐというコンセプトをしっかりと胸に刻んで取り組むステージにはいつも、僕もD純にはブレないコンセプトを持って取り組んでいたのでシンパシーを感じていました。最後の最後にお招きできて本当に嬉しかったです。THE ALFEIとの共演、本当に楽しんでくれて嬉しかったです。

馬武萌水さん。

もえみちゃんとも古い付き合いになりましたね。最後のイベントを打つぞ、ってなった時に真っ先に呼ぶことを決めました。ですが、最後のイベントします！って発表したら、「呼ばれてない！」ってリプしてきたの、笑いました。呼ぶに決まってるやん笑。

当日朝に連絡が来て、一緒にセトリ決めましたね。「もえみの曲で何が好き？」って。もえみちゃんの考えてたセトリとほぼ一緒で、通じ合うものを感じました。

誰よりもしんどいことを経験してきたはずなのに、会えば誰よりも笑い飛ばせる強さを持った人。烈火のようなパフォーマンスと、華やかさを持つアイドル。本当にお世話になりました。いつだったかのジンギスカン、美味かったね。楽しい5年間をありがとう。

Puchi Paletteさん。

RicoSeaさんとは2度…かな、のぞみ。さんきっかけで紹介していただきましたが、流石に確かな実力者の盟友はまた実力者で、初めて2人の歌声が重なった時の衝撃を、今も覚えています。優しさ、激しさ、楽しさ、慈しみの混在したどこを切り取っても、1枚の絵画を彩る色の魔法にかかったような、パレットから拡がる2人の描き出したステージは見る人、聴く人の心に深い印象を残してくれると思います。

のぞみ。さんはソロでもたくさん出演して下さいました。僕はあまり人を評する時に天性の、という言葉は使いたくないんですが、のぞみ。さんのステージは没入感が凄くて、どうしても引き込まれてる。僕もまたのぞみ。さんに魅せられた1人、忘れられない演者様です。出会えて幸せでした。

メゾンヲテラさん。

どうしても、どうしてもずっとずっと、それこそ前身であるてら＊ぱるむす時代からずっと気になって仕方なかったメゾンヲテラさんをお招きすることは悲願と言ってもいいくらいのことでした。無事？2度お呼びできたことで満願成就、よい供養になりました笑。もうどれくらいの悲願だったかは、何度もオファー投げまくったことで分かると思うので、弥勒さんに聞いていただければ分かるかと笑。秋葉さんのとこでも触れましたが、コンセプトを大切にしているのって僕の中ですごく大事で。テーマ、コンセプトがあって、その制約の中でエンタメを創造する、継続していくって並々ならぬ努力と精度がいると思っています。現世の様々なカルマを昇華させてくれる生き仏、現代の悩めるヲタクの駆け込み寺。メゾンヲテラさん、ありがとうございました。浄土に最も物理的に近いライブホール、お誘いできないままには悔いが残ったはずです。

ふぇあどーるさん。

前身FEARDOLLから、このタイミングでふぇあどーるとして復活してくれていたからこそ実現したエモエモのブッキング。ここだけの話、ふぇあどーるがまだ誕生していなければ、本名たなか（旧フェアー・エム・ドール）さんソロだけでも必ずブッキングはかけていました笑。D純というイベントを語る時、そして終わりを迎えるのなら、呼ばないわけがなかったです。

あえてむーさんと呼びますが、むーさんとはDONDOLIVE時代にめるぽっぷ（現在は解散）の運営として出会い、たくさん大切な時間を共に過ごし、そして一緒にD純を育て、また同じ事務所としてその後活動した仲間。この人から受けた恩は数えきれないほどあります。たくさんの経験を積ませてもらった恩人であり、戦友。最後ステージに上げられるとは思いませんでしたが、あの日のメンがヘラヘラ大戦争、生涯忘れません。ももちゃんもありがとう。あなたが横にいてくれる今だから、ふぇあどーるのさきしま帰還はなし得たと思います。

黒×剣《BLACK SWORD》さん。

当初予定していたATSUKIと遥日めいちゃんの新ユニット、E⭐︎STARがめいちゃんの仕事の関係でどうしても出演が難しくなり、白羽の矢がたったのがかつてATSUKIが所属していたブラソの一夜限りの復活に賭けるというウルトラCでした。

ATSUKIはともかく、メンバーの福田りんさんに、確か思いついた日の深夜3:00くらいだったと思います（迷惑）が連絡をし、最初はスケジュールが既にあり、調整ができればというそれでも前向きなお返事をいただきました。優樹くんにも次の日だったか連絡させてもらい、りんさんの都合がもしつくのであれば、と相談させてもらいました。

一度歩みを止めたものをまた動かすということは、簡単なことではありません。ですが、3人は僕の最後に、と出演を決めて下さいました。本当に感謝しかないです。

ブラソ解散の日にフロアに現れた白スーツ軍団が今回もサプライズで現れました笑。なんかまちこさんやヲタクのみんながいそいそと準備してるの面白かったです。

関西flavorさん。

関フレさんが香月杏珠さんのソロになって久しいですが、関フレさんの連続出演がD純後期のイベント制作を助けてくれた貢献者であることは疑いようがありません。香月杏珠というキングオブアイドルがその輝かしい経歴と、可能性のほとばしりを見せつけた結果が動員数に顕著に表れました。関西圏に及ばず関東圏、はたまた海外からも動員し、その時には自分のライブに分かりやすく外国のお客様がいることに驚きを隠せませんでした笑。

何度か折に触れ書きましたが、香月杏珠さんというグラビアアイドルがいることは友人からお薦め？されて何年も前から存じ上げていました。まさかイベンター最後の日にその人から骨が折れるくらい強く手を握り、健闘を讃えていただける日が来るなんてね、人生は面白い。変なこと言いますが、香月杏珠さんと一緒にいると、自分が（あー…芸能のお仕事してるなー…）っていつも感じてました笑。

イベントの最後にファンの方がわざわざ僕の所に来て「香月杏珠を今までイベントに出して下さってありがとうございました」と声をかけて下さいました。良いファンがついていらっしゃるな、と思いましたね。こちらこそありがとうございました。

ユノローグさん。

ユノさんとも長いお付き合いをさせていただきました。初めはユニットの1人として、そしてソロでの活躍に止まらずバンドのヴォーカルまで。この人の存在は、関西エンタメの可能性を包有する、綺羅星のような存在。まだまだ高みに登るであろうことは間違い無いと思っています。そのユノさんがまさか、Eternal Wishを歌いながら泣いてくれるなんて、果報者です、僕は。あどけなく柔らかい表情や、凛々しくパワフルなヴォーカルワーク、魅力に溢れたプレイヤーとしてこれからも様々な局面でユノローグという個性は光り続けるはずです。深夜高速という僕が愛してやまない歌も、僕はユノさんの解釈が大好きです。良い歌をこれからも歌っていって下さい。

花澤ゆずさん。

たまたまライブハウスで見た京都flavor（現在は解散）の中に、一際目立つ、そして抜きん出た歌唱力を持つアイドルがいました。それがゆずさんでした。

これは、と思った人にはダメ元でオファー投げてしまうんですが、ことの他flavorグループの方々とはご縁をいただけず、諦めかけた先でのご卒業、ソロワークの開始を耳にしたあの日。ゆずさんから返ってきたお返事に、比喩なく天にも昇るような気持ちで歓喜したのを思い出します。

ゆずさんには強力なヲタさんもついていて、後にイベンターになり激ヤバ激アツイベントを連発する彼らとは競合せず笑、仲良く関係を保てているのはゆずさんという絶対的なミューズがいてこそだと思います笑。

そこからのゆずさんは、出演のたびにその場で次の出演について可否を問えるくらいの関係性で、D純2期を支えて下さったのはゆずさんの力によるところが大きいです。

心遣いと慈愛に満ちたゆずさんの人柄にも助けられながら、一度ステージに立てば満足度のもう一つ上を行く確かな歌唱力は、目と耳が同時に幸せな気持ちになる。本当にお世話になりました。

羽宮志織さん。

志織にとってこのイベントや僕のことも含めて、大事に想ってくれているのが伝わるステージでした。

1番アイドルらしい武器を持ち、アイドルという存在を愛し、奔放で、繊細で。ソロアイドルとしての羽宮志織という人は、純粋で、打算なく人のために泣けるコです。今回も、志織の方から「ココさんとコラボがしたい、1曲歌いたい」と話があり、ステージに上がらせてもらいました。

ばんばんざいさんの「宵花火」。僕も大好きな歌だったから、志織が歌いたいって持ってきた時は嬉しかったな。練習とおんなじとこ間違って、泣くどころか笑わせてごめんな。

七瀬美菜さん。

ななみんにもD純初期から何度も出演を重ねて下さり、運営様にも大変お世話になりました。流石のメジャーアーティスト、培った経験と唯一無二の世界観の構築で、フロアを掌握するステージングを見せてくれたななみん。僕がイベンターを辞めてしまうことを最後まで残念がってくれて、「今は、大阪ではココさんのイベントしかでていないんです」って話してくれました。イベンター冥利に尽きます。本当に。

いつもロングドライブさせてしまい運営さんにも感謝しています。わざわざイベントに出るために足を運んで下さる苦労は、お客様だけではありません。5月26日のラスト前最後のイベント終わりに急遽決まった出演でしたが、最後までななみんワールド堪能させていただきました。

MaleeNaさん。

もしいつかイベンターを辞めるなら。その時は願わくばMaleeNaさんにもう一度、そうずっと思っていました。それからやってきた運命の最後の日。MaleeNaさんの姿がさきしまにはありました。Keeper Girls、そしてソロとなってからも、さきしまがコロナで使えなくなるまでずっと、当時のマジタイとMaleeNaさんがD純というイベントの要でした。必ずいてくれるその安心感、信頼。そして、引退。先行きが一気に不安になった日のことを思い出します。

引退後も、なつきと志織の生誕祭に限定復帰してくれました。そうです、その日ですね…辞めるのならばその日もMaleeNaさんに送ってもらいたいと初めて考えたのは。

あの頃と変わらず、楽しいステージ。そして、見る者を全て笑顔にする。マジタイがD純の申し子だったなら、MaleeNaさんはD純の象徴でした。感謝してもしてもしきれないくらいの感謝を込めて。ありがとうございました。

Magic Timeさん〜Magic Dreamさん〜Magic Heartさん。

Magic Timeを復活させたい。最初に話をしたのは、さきしまで行われたなつきと志織の生誕の時。その時は実現しなかったものが、こうしてラストに復活する。本当に簡単では無いことで、英断してくれたATSUKIとまちこさんには感謝しています。

引退したみおは、すっかり高校ライフを満喫しているのか、唇にピアスが開いてましたね笑。子供子供してたみおはどこいった？って思ったけど笑、けん玉してるの見たらやっぱりあの頃のみおでした笑。

なつき、しずく、みお。3人のマジタイをみんなずっと期待していたと思います。いや、僕が1番見たかったのだと思います。本当に嬉しかった。

Magic Dream。今のCharMの主軸にして、大黒柱。なつきの歌唱力、ATSUKIのリズム感とラップの精度。Magic Dreamは夢の具現化。未だ完成せず、僕の夢の続きを運んでくれるのはMagic Dreamだと僕は信じています。

そして、新グループMagic Heart。D純初期にマジタイとしてさきしまのステージを踏んだよるちゃんが、このラストのタイミングで新しい形で戻ってくる。運命的なものと、ここに合わせてデビューを当ててくれたまちこさんとATSUKIの構成力に感謝しています。よるちゃんはCharMの未来です。これからもっと夢の続きを見てほしいし、見せてほしいです。

Mifuyuさん。

この難しいイベントのトリを担ってもらうのは誰なのか、最後の最後まで悩みました。

何度も折に触れ彼女が話してくれること、彼女の初めてのライブはここさきしまコスモタワーで、僕はそのライブを今、唯一見ている人間、そして、今この場所で終わりの時を迎える。語り尽くせぬほどのドラマがありました。彼女の苦悩や挫折、そしてそこから実力という無二の武器を持ち、今シーンで華開こうとしているMifuyuというシンガーのポテンシャルを1番信じたかったのは誰だ？その自問に答えが出たのは、タイムテーブル発表ギリギリ8月の終わりに近かったと思います。

素人の手遊びのような頼りないイベントが、5年かけて曲がりなりにも認知されて、終わりの日にこれだけの演者様、お客様を呼んで締め括れること。D純の歩んできた道は、決して順風満帆ではなかった。それは彼女の夢見て歩いてきた道と重なります。だから僕はいつも言います。この人は僕が信を置いて共に進んできた戦友で盟友、彼女に託すと。

2曲目に歌った「CRAZY FOR YOU」は、さきしまでDONDOLIの紀美ちゃんが好んでよく歌っていた楽曲。そして、アンコール前、彼女がフロアで歌いながら進んだ曲は、DONDOLIの「Sunshine girl」という曲でした。何か仕掛けてくるだろうな、とは予想していましたが笑、あれは私信ですね。ありがとう。

最後を締め括った「きっと笑顔になれる」は、初披露もさきしま、そして今、D純というイベントをクローズするタイミングで聴くそれは、この日のためにあった曲だと思わずにはいれないんです。あの日、まだ伴奏もなく、アカペラのメロディだけのこの曲を、不安げに、そして、どうだ！これが私の想いだ！とばかりに歌っていた何者でもまだなかった夢見る女の子が、Mifuyuというシンガーに成って、贈ってくれた万感のフィナーレ。

2024年9月29日。

僕のイベンター人生最後の日。

世界で一番報われたのは、僕です。

5年間、さきしまコスモタワーを、Dの純情というイベントを愛して下さりありがとうございました。

Dの純情運営

Seagull entertainment ココ

Dの純情備忘録最終回