「二度と言い出さないで!」
バタン


「…はっ
はは……っ」


…わかってた私の気持ちどんなに伝えてもお母さんには届かないって
あきらめてたよ
ずっと




…でも


ポツポツ



でも
ひどいよ
お母さん
私が
こんなに
苦しんでるのに
私がいじめられても
なんとも思わないの?



お母さんは
私のことを思ってるんじゃない

ただ私を
自分の思い通りにしたいだけだよ!!



ギリッ









許さない



塔子も
塾のみんなも
お母さんも


私を
傷つける人は
みんな
みんな


ユラッ

絶対に許さない!




許さない

カリカリカリ




許さない



カリカリカリ



許さない


許さない



かならず復讐してやる!





「それでは今週のテスト結果を発表する



今週のトップは


クスクス

安藤麻美」


「えっ!?アイツがトップ!うそでしょ」
ザワッ

「そして今週の最下位は




矢野塔子」


「うそ!私…?私が最下位!?うそっうそでしょ?ねぇ」


「自業自得!そんな点数とった、あんたが悪いのよ たしか、そう言ってたよね?塔子」
「麻美?」
「ふふっ本当そのとうりわらっちゃう!だからこんどは、私がいってあげる、最下位おめでとう塔子」


そして今日も新たな地獄が幕を開ける

ガラッ

「きゃあ」


「くらえ!生卵爆弾
ヒュンヒュン」
「安藤麻美」
ザワッ






え……





うそ…私?




私が最下位!?
くらっ




そんなっ
うそでしょ!?




…誰か……





だれか
うそだって
言って!!




「…………教室に入りたくない…」



でもいかなくちゃ



カラ





「あっっ」


トイレの水!?


「私の机……ひどい誰がこんな」





「えーそれ本当?キャハハ」



塔子



ほっ


「塔子っ」



スッ




……?


「塔子…?」



ぱんっ



「さわらないで!ばかがうつるでしょ」




え……





塔子…?


どんっ
「あっっっ」



「あんたさぁもう塔子に近づかないでくれる?
そうよ最下位のくせに!」


「……なんでそんなこというの?私と塔子は友達だよっねぇ…そうでしょ?塔子」


だって約束したじゃない!



「…友達?クスッばかなこと言わないでよビックリマークあんたみたいに頭の悪い子が友達のわけないでしょ!私はねずっとあんたと・友達ごっこ・をしてたの、万が一私が最下位になったときいじめられないための保険にねでもまさかあんたが最下位になるとはね…ほんっと役たたづなんだから……あんたみたいなバカはもうようなしよ!」

そんな


じゃあ今までのは全部うそだったの?



全部





「だいたいそんな点数とったあんたが悪いのよ自業自得まあこうなった以上おたがい楽しみましょ狩るものと狩られる者として」



塔子…
「最下位おめでとう麻美この一週間たっぷりといじめてあげるわ!!」


ひどい…!!
信じてたのに!





それから
毎日
私はさまざまな
いじめに
悩まされた




一週間


一週間だけ
がまんすればいい
そう思っていたけど


私の心は確実にボロボロになっていった




ヒュッ




ばしゃん





「きゃあ」



どろ



「え……」



「やった命中っ生卵爆弾大成功!」



!!



クスクス



塔子




「まだまだあるわよっみんなもやろっ」



「やっやめて」

バシャグシャぐしゃ



痛い
痛いよ
心も体も





やめて
お願い



「やめて やめっいゃあああっ」



「うっうっうえっ
…もうだめ モウ限界」




私が



私がこわれてく




「塾をやめたい!?何をバカなこと言ってるの受験まであと2ヵ月もないのよ?ただでさえ最近成績が落ちてるのに!そんなことできる訳ないでしょう?」

「無理なこと言ってるってわかってるっでもお願いっこれだけは許して」


「…話にならないわね」

「待ってお母さん、




私私…塾でいじめられてるの」

「え…?」


「テストで最下位とってそれから、みんなが私のこといじめるの毎日毎日私…っちゃんと勉強するからっ必死に勉強してちゃんと合格して見せるから!だからお願いっっ」


お願いお母さん


いいわよっていって



「ダメよだめに決まってるでしょう?こんな大事な時期に明日からも通いなさいいいわね」

ひでい
こんなに苦しんでいるのに

それでも塾にいけって言うの?


あぁ

「こんなときお父さんがいてくれたら」


お父さんなら
私の気持ち
きっとわかってくれる

ぱん
「いた」

「あんたって子は 何てこと言うの?お母さんの何が不満なのまみのこと思っているから厳しくもなるんでしょう?だいだい…そんな甘い考え方してるから成績が下がったりするのよ!いじめのことだって、いじめられるあなたにも原因があるんじゃないの?まったく、口を開けばわがままばっかりそんなヒマがあったら勉強に集中しなさい…いい?塾をやめるなんてわがまま二度と言い出さないで!」