10年前の8月10日。
私が死産というとても辛い経験をし、私自身も死にかけた日である。
幸い、私は悲しみ・苦しみを多くの方の激励をいただきながら乗り越え、つらい経験を受け入れ、翌年には元気な女の子を出産することが出来た。
そして、亡くなった息子からは多くのことを学ばせてもらった。
このことを経験すること自体も一つの大きな学びだった。
ただ、月日が流れるということは、自らの生活の大変さや楽しみの中で、一度学んだことを忘れていくことも多い。
そして歳を取るということは、気を付けていないと自分に固執しやすくなる傾向も出てくる。
ちょうど10年目の今日、偶然にも新たな、そしてとても勇気のいる大変な役目を受けることになった。
正直言って断りたいくらいだったけど、息子の命日で祈りをささげる中で、あなたなら出来るよと、みんなの為にやらなきゃだめだよと息子からメッセージをもらった。
10年前に一番学んだことは、私は生かされているということ。
誰かに思いを託して死ぬことではなく、亡くなった息子の分も自らが生きて使命を果たすために生かされたのである。
亡くなった息子とはお腹の中のたったの9か月の付き合いだったけど、10年経った今でも私に大事なことを教えてくれるとても大きな存在である。
子どもたちは皆、私にとっては師匠だ。
