まさか他のバンドから、しかも海外からボーカリスト連れてきて音源作っちゃうなんて思わなかったよね。
…というわけでコラボアルバムを買ってまいりました。
ジャケットの感じが今までと違っているのは意図的なのか偶然なのか。
でゅえるちゃんていつもヨーロッパ風なイメージのが多いから、今回ちょっとアジアっていうかエキゾチックっていうかそういう雰囲気なのはコラボだからなのかなぁと思ったりした。適当に言ってるけど。
さて、初聴きー!
1曲目、「azure」。イントロ始まって、“…お?”と思った。意外だったんだもん。あ、冒頭は「サインくーださーい」には聞こえませんでした(笑)。ドラムがえらく軽いというか音に何か足りてない感じがするのが気になったのでPCで聞くのやめてコンポにした(最初からちゃんと聞きましょう…でもいつもはPCで聴いても気にはならないんだけど)。あと、この曲は1曲目に持ってこないほうがよかったんじゃないだろうか…。曲は明るくて聞きやすくてアルバムの最初に持ってくるに適してるんだけど、歌の荒さが目立つというか…音程は取れてるけど無理して日本語歌ってるんだろうなってのが顕著に感じられて聴いてるこっちが苦しくなる。この人ほんとうは歌上手いんだろうけど、実力出せてないんじゃないかなって。
2曲目、「Gloria」。こっちはEVEの曲だからなのかな。「azure」よりはこなれた感じがする。日本語も比較的自然。キムさんはちょっと掠れたハスキーな声が特長なのでDuelの曲よりはもともとのEVEの曲の方がキムさんの声には合ってるんだと思う。それと、こういう曲って今回のコラボがなかったら聞くことはなかったのかもなぁと思う。聞きやすいシンプルなギターロックっていうのかな。Duelの曲は色んなのがあるけど、こんな爽やかっていうか軽いのはなかったと思う。
3曲目、「Devil's Calling」。全然違う雰囲気の曲が出てきてびっくりした(笑)。イントロとか女の人の声(?)が入ってるし。これもDuelにはない曲調だけど、聞いててフツーにカッコいい。イントロや間奏のベースの音とかすごい好きだし聞いてて気持ちいいメロディーだと思った。
4曲目、「Polaris」。実は私、ここで心が折れまして…この先を聞き続けることができませんでした。聞いてて苦しいというか、言葉は適切ではないんだけど聞くに耐えなかった。「azure」もそうなんだけど、日本語に縛られて歌になってないの。言葉になってないの。ただの、感情のない“音”でしかないの。それを、隼人が、日本人で日本語を知ってて、さらに歌詞の生みの親である隼人が歌った歌を聞き慣れた耳で聞くのは、違和感を感じて仕方がなかった。
5曲目、「Day after」。この曲を聴いた時に、EVEは韓国でヒットしたバンドだっていうのが納得できた。素直にいい曲だった。ので、これはDuelJewelを知らない人、むしろ普通にJ-POPが好きな人に聴いて欲しい感じ。良い意味で、ヴィジュアル系っぽくない音楽なんだよね。だから、広く色んな人が聴けると思う。薄く入ってるシンセの音も綺麗で耳障りがよくて、DuelJewelでこういうタイプの曲が聴けるとは意外!って思った。
6曲目、「Rainy」。綺麗な曲だなぁと。メロディも、歌詞も。“魂に雨が 降る”って綺麗な言い回し。シンセも綺麗だし、演奏も、曲を大切にしようって気持ちが伝わってくる。これも「Day after」と同じで、ヴィジュアル系にない雰囲気の曲なんだけど、普通に良い曲だった。
7曲目、「Psycho Love」。打ち込みがバンバン入ってるところは、あぁDuelだなぁって思う。Bメロとか、ライブでハンドクラップ入れたら楽しそう。この曲ライブで楽しいよきっと!そして間奏のギターソロがめっちゃ気持ちいい!!
8曲目、「Voice」。最初聞いたときは日本語を不自然に感じたのだけど、若干慣れてきたというか「azure」や「Polaris」ほどの不自然さはないというか。イントロのキラキラな感じとか、最近のDuelJewelの流れの中の曲って感じがする。歌詞は、隼人さんが今置かれてる状況を知って聴くと、余計に心を揺さぶられて苦しくなる。“声”って書いて“おと”って読むんだもん。
9曲目、「Will~andante~」。すごく不安を感じた、一番聴くのが怖かったのがこの曲。だけど、それを知って歌ったかのように、キムさんが歌詞を歌を大事に歌ってるのが伝わってきた。それが歌詞の1行目からわかって、曲をちゃんと受け止めることが出来た。「azure」や「Polaris」で感じた日本語の違和感も、「Will」では不思議と気にならなかった。歌う前に相当練習したのかな…。ミニアルバム「WILL」の時と比べてピアノの音が洗練されたなぁって思った。イントロのピアノは優しい雰囲気になったと思う。あと、サビのベースってこんなに聞こえたっけ…ベースのメロディが前に出てて、音に動きが出てきたように思った。
10曲目、「Voice Hangul ver」。私はハングルをこれっぽっちも理解できないので、ハングルで歌った場合は歌も他の楽器と同じようにしか聴けないのですが(苦笑)、やっぱり母国語で歌ったほうが自然に聞こえるなぁと思いました。歌に感情がある。曲の持つ疾走感もハングルの歌詞が乗ってるほうが強く伝わってくる。しかし何回聴いても短い曲だ…3分あるかないかなんだもん。
11曲目、「azure Haungul ver」。実は、「Polaris」聴いて心が折れた私はもしかしたらと思って、翌日こっちを先に聞いたのでした。そしたらちゃんと聴けたんだよね…ハングルになったことによってキムさんの本領が発揮されてるのがハッキリわかる。ところで…Shunさんのシャウトはハングルにならないんですか?(笑)これ突っ込んじゃいけないのかなぁ…wでもここもハングルでシャウトしたら完璧だと思うんだけど。ダメ押しすると、私はハングルのシャウトがくると構えて聞いたのでずっこけたわよ…
12曲目、「Polaris Hangul ver」。この曲も同じ。日本語のは途中で嫌になったのにこっちは平気だった。Polarisは演奏変えてなくて歌を歌い直しただけらしいけど、ハングルので聴くと同じなのわかるのに、日本語だと演奏も変わってるのかと思った。。。不思議。
13曲目、「Will~andante~ Hangul ver」。ハングルで歌うと歌に抑揚がついて、それで聴きやすいのかもと、4曲目にして気付いた。「Will」って、合唱があったりWILLツアーを通して成長してきた曲で、その姿が音源として形になったのかなって思った。ミニアルバムに入ってるのは原石で、まだ磨かれてなくて輝きも鈍くて。それがライブを経るごとに精錬されてきて、それが形になったのが今回の曲。それを歌ってるのは本当は隼人さんであってほしいと、Jewelryとして思わないわけではないけれど。
例によって例の如く、長文になってしまった。。。反省はしていない。
せめて少しでも見やすくなるように改行増やしてみた。
EVEの曲の中からどれをやるか選んだのはDuelJewel側(っていうかShunさん?)らしいけど、Duelにない曲調のものを選んだのかも。
DuelJewelの曲はバラエティに富んでると思ってるけど、それでもまだやってない方向の音楽ってあると思う。
それをやったのが今作なんだろうなって。
「Day after」とか「Rainy」とか、むしろバンギャルじゃなくて普通に音楽が好きな人に聴いて欲しい曲だと思った。
逆にバンギャルにはウケないかもとも思ったけど。
そういえば「Day after」とか、聴いてて何かどっかでこういうの聴いた気がすると思ってモヤモヤしてたんだけど、わかった。
90年代のBeingサウンドだ!!(爆)
演奏が上手くて、曲が良くて、ちょっとシンセが活用されてて、ただ明るいだけじゃなくてちょっと陰が感じられて、メロディとか歌詞が切なくて。
まさに全盛期のBeingじゃないか・・・(って、私はBeingかじってたけど全盛期をリアルでは見てないのだが)
Beingからヴィジュアル系に転がった人はたまーに見かけるので案外親和性があるのかも…かも…
個人的なことを書くと、普段DuelJewelがやってる音楽より、こういう音楽の方が私の好みには近いです。
日本語ポラリスで一度心折れたとはいえ、他の曲は聞いてて楽しかったです。食わず嫌いならぬ聞かず嫌いしなくてよかったって思ってます。
だって、DuelJewelが私好みの曲を演奏してくれるとかどんだけ俺得ww
自分の好みと方向違うのに何でDuelJewelのことこんなに好きなんだろうっていつも思ってるもん(笑)。
あ、曲調は好みなんですが、残念ながらキムさんの声は私の好みではないです(汗)。
ハスキーな感じの声、好きな人は好きだろうけど私はあんまりかな…単に好き嫌いの問題だけど。
(それを言ってしまうと隼人さんの声も私の好みからは外れるんだけどね)
雑誌のインタビューとか読んでるとキムさんは日本語が出来るっぽいけど、それでも日本語でちゃんと歌うっていうのは難しいんだろうな…と思った。
日本語を母国語としていても、日本語の歌詞を上手く感情を込めて歌える人は限られるんだもん。
(私は歌が下手なので自分のことは棚に放り上げて言います)
今回、キムさんがDuelと組んだ意図としては日本語で歌うことに意味があるんだと思うけど、元々隼人さんが歌ってた歌を日本語で歌うのは、比較されて逆にマイナスになってしまったんじゃないかと思う。
ハングルで聴いたら綺麗にまとまってるのに、日本語だとイマイチな感じが否めない。
ので、このアルバムをこれから聴く人がいたら、通常盤でハングルバージョンを聴いて欲しいなと思った。
ハングルバージョンを聴いてから、曲としていいか悪いか判断して欲しい。
これ思いつきだけど。
このアルバム、Jewelryじゃない人が聞いたほうが評価高いかも。Jewelryはどうしても構えて聴いてしまうと思うから。
特に隼人Jewelryだったりすると、色んな感情をとっぱらって聴かなきゃいけないだろうし。
私がこんな感想を持ったのも、隼人Jewelryじゃないからかもしれないし。
とかなんとかつらつら書いてきましたが。
いい加減にいい加減長いので終わります。
発売翌日から保存と編集を繰り返すこと4日…書くのに疲れて寝落ちたことしばしば(苦笑)。
それだけ思うことがあったし、聞くのにも体力使った音源だったってことで。