【ゼンブヌードル】8食モニターセット

 


2023年9月6日(水)、乳腺外科の先生の診察日でした。診察日は、待ち時間が長い日です。間違えないよう気を付けます。この日も待つだろうと、電子書籍で小説をダウンロードしてきました。便利な世の中になりましたね。

予約は10時でしたがわざとゆっくり行き、10時20分くらいに到着しました。再診受付の機械に診察券を通し、受付番号を取り、診察券と受付番号をクリアファイルに入れました。外科外来受付にクリアファイルを出して、待合室で待ちます。この日も、3人掛けの椅子で、右も真ん中も女の人が座っている所を見付けて、すぐに座りました。お互い様な時には、遠慮はしない主義です。

待つこと約1時間半、番号がモニターに出たので、中待合へ進みました。さらに待つこと約20分…大体予想通りです。「今度こそ、追加で検査だったらどうしよう。」「やっぱり変化がないからゆっくりなのかな。」と、またまたぐるぐると考えながら、小説を読んで待ちました。

12時前になって、やっと順番が来ました。診察室に入ると、先生が椅子に座っていました。私は「お願いします。」と言い、椅子に座りました。先生は「今回も変わりないようなので、次も半年後でいいと思います。次はマンモグラフィーとエコーをやります。」と言いました。人生2回目のマンモグラフィーは、半年後の2024年2月28日(水)13時半からになりました。痛いのは嫌ですが、乳がんは早期発見が大切なので、我慢して頑張ります。そして次の週の3月6日(水)10時に先生の診察で予約をとりました。ここまでは前回とほぼ同じでした。

診察室を出て、中待合で診察券と受付番号入りクリアファイルを返されるのを待っていた時の事です。隣に座っていた方に「すいません、話しても良いですか?」と話しかけられました。隣の方は杖を持っていて、帽子を被っている女の人でした。私よりは年上の方のようで、乳腺外科の何かの病気で治療中かなという印象した。私は「杖持ってるし、目が見えないとかで手伝って欲しいのかな?」と思い、「はい?」と返事をしました。隣の方は「お姉さんは、乳腺外科の何の病気か聞いてもいいですか?」と言いました。私は心の中で「周りにたくさん人がいるのに、病気の話を他人にするの?私は良性だったんで、なんて周りに治療中の人がいたら聞かれたくない。」と考えていました。何て答えようか迷いましたが、「すいません。話したくないです。」と言いました。隣の方は「すいません、分かりました。」と言いました。私は気まずくて早く帰りたくて、顔に出さないようにしてまたスマホで小説の続きを読んでいるフリをしました。

中待合で待っていると、看護師さんが来ました。「◯◯さん、次回は2月28日13時半にマンモとエコーですね。」とクリアファイルを渡されました。私は「半年後とか、経過観察なのがバレそうで嫌だな。」と思いながら、速歩きで中待合を出ました。なぜ私が気まずい思いをしなくちゃいけないんだと、もやもやしながら帰りました。

後から落ち着いて考えてみたら、私が病気っぽくないから、治った人だと思って話を聞きたかったのでしょうかね?とりあえず謎が残った日でした。


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