先日「問題社員対応にかける会社の注意・指導」というテーマのセミナーに参加してきました。
使用者側弁護士が講師だったので、そちら目線の話になりましたが、力説されていたのは
「退職」「解雇」ありきの注意・指導、という動きは裁判所では評価されない、という点。
ローパフォーマーの社員に対して、日ごろから注意・指導して、根気よく教育してきました。
配置転換もしてみました。なかなか成果が上がらず、結果減給になりました。
それでもできるだけ解雇を回避し、退職勧奨で対応する。
このギリギリまで会社が努力する、という事実を、逆算でなく行うことが必要、とのこと。
とても共感できる内容でした。
私も含め、上司は、部下に対して心の中で色々思っています。
「もっとこうして欲しいな」「なんで早目に対応できないなかな」「お客さんともう少し元気にコミュニケーションして欲しい」
細かい不満はなかなか伝えにくいものです。
良いことは伝えられるのに・・・
心のどこかで「細かいこと言ってるなぁ」と嫌われたくない、と思っているのかもしれません。
でも、ある日いきなり我慢できなくなって伝える、というのは、やはり「我慢していた」という気持ち優先になってしまい
客観的な指導ができなくなり、気持ちは一気に「退職して欲しい」となってしまいます。
面倒でもこまめに注意指導することが、とても大切だと痛感しました。
日報など使うのも良いと思います。
嫌われても、ちゃんと自分の評価を伝えるべきですね。
写真はお客様が石垣島から送ってくださったパイナップル
箱をあけると、甘酸っぱい香りが広がります
カワイイパイナップル、スタッフ皆で楽しみにいただきす、ありがとうございます!
(写真が回転してしまうのを解決できず、時間切れでとりあえずアップいたします)