千石高史氏は、コンクリート業界で有名です。経営者ではありますが、それ以外の一面もあります。そこで今回は、千石高史氏が現在どのようなことに携わっているか紹介します。
千石高史氏の経歴・現状
千石高史氏は、コンクリートに関する特許を2件も取得しています。そのため、コンクリートに関して勉強していた可能性が高いです。
しかし、その一方で2社を経営する社長としても活動しています。ちなみに、経営している会社はこちらです。
1.株式会社千石
株式会社千石は1961年に設立した会社で、豊田正幸に1000万円出資してもらってできました。海底の砂を採ったり運搬したりする事業の他に、生コンクリートの製造や販売も行っています。資本金は9000万円で、本社は大阪市此花区、支社は和歌山市と北九州市にあります。
2.株式会社Prevent
株式会社Preventは、2016年に設立した会社です。防犯対策機材や介護専用器具などを販売しています。見えづらい画像の鮮明度を上げる機械や、画像認識装置など警察でも使うような器具も取り揃えています。
千石高史氏が加入している組合
千石高史氏は、組合にも複数加盟しています。加盟している組合は、こちらです。
1.大阪広域生コンクリート協会組合
平成7年に設立された団体で、数ある生コンクリート協同組合の中で、最も規模が大きな組合です。主に、大阪府と兵庫県の生コンクリート業者が、組合員になっています。組合では、主に4つのことを掲げています。
品質保証
品質が高い生コンクリートを提供できるよう、素材に審査基準を設けています。その審査を通過した原材料のみ、生コンクリートに配合します。さらに、組合に加入している工場へ出向き、立入検査をしているのも特徴です。
安定供給
生コンクリートを安定供給できるよう、加盟企業同士のネットワークを活用しています。提供先の場所や条件に応じて、スピーディーに生コンクリートを提供できるよう心掛けています。
適正価格
上質な生コンクリートを提供するためには、技術革新を起こすための費用が必要です。開発費用を得るために、生コンクリートを適正価格で供給する仕組みを作っています。
社会貢献
社会貢献活動も行っています。大阪万博の誘致活動や防災促進など、さまざまな活動に携わってきました。組合内では「生コンクリートの年間出荷量×5円」を、社会貢献費用に充てる取り組みも行っています。
2.大阪府砂利石材協同組合(千石高史氏が理事長)
昭和25年に設立された組合です。生コンクリートで使う砂利や石などを取り扱っている企業の労働環境や安定供給するための仕組み作り、品質向上を目指し活動しています。
3.社団法人 日本砂利協会
昭和30年に設立された法人です。砂利の確保・研究をして、日本の経済発展につなげることを目的にしています。
4.此花建材販売事業協同組合(千石高史氏が理事長)
昭和59年に設立された団体です。加入企業が保有している砂や石を共同で購入したり、組合員が自由に利用できる建材の保管場所を設置したりしています。
5.此花建材販売輸送企業組合(千石高史氏が理事長)
平成7年に設立されました。貨物自動車運送事業法に基づき、自動車を使って取引先の砂や石などを輸送する事業を行っています。
6.徳島建材協同組合(千石高史氏が理事長)
昭和45年に設立した組合です。組合員が利用できる施設を運営したり、加入会社が取り扱っている商品を、共同で売ったりしています。
経営以外の面でも千石高史氏は活躍している
事業だけではなく、組合への加入や特許の取得など、幅広く携わっていることが分かりました。バイタリティ溢れる行動力が、千石高史氏を成長させました。コンクリート業界以外にも携わっているため、今後もいろいろな活動に期待ができそうです。
