すべての聴力を失い、壮絶な人生を歩んできた作曲家、佐村河内守の『交響曲第1番「HIROSHIMA」』は
クラシック音楽界に衝撃を与えたようですが、
今回、その佐村河内守さん主催のバイオリンコンサートへ行ってきました。
愛弟子の大久保未来さん、小学生のリサイタルです。
大久保美来さんは先天性四肢障害で生まれ、右腕の肘から先がありません。
美来さんは、ご両親：父真(しん)さん母直美さんの温かさに包まれながらすくすくと育ち、
現在明るく元気で逞しい11才の女の子です。
幼少より義手を装着してヴァイオリンを学ばれてきました。
常識で考えても、義手に弓を持たせヴァイオリンを弾くなど大変な驚きに値することです。
しかし、本当に素晴らしい演奏でした。
ご両親のサボート、師の指導力、
そして何より本人美来さんの努力には本当に頭が下がるばかりでした。
来月には、佐村河内守さんのコンサートが、東京・Hakuju ホールで開催されます。
楽しみです。