クロちゃん と シロちゃん
クロちゃんは、我が家に「神様からの贈り物」として、13年前のある夏、やってきました。
生後6日目くらいに?ノラ母が、我が家の庭に「育ててください・・」と(笑)
置いて行ったのです。
クロには、シロい兄弟が他に3匹いましたが、母猫は、シロい猫だけ連れて消えて行きました。
そして、私がネコ哺乳瓶で2時間おきに授乳して育てあげた猫です。
性格が、かわっていてキツイ。懐かない。
他のネコには、とにかく血管切れそうなほど威嚇する。
こんな性格ですが、非常に頭が良くて面白いので、我が家では、家族全員で溺愛状態です。
何万回、「クロ可愛い。。。」と抱きしめられているでしょうか?
まるで、シンデレラストーリーです。
一方、シロちゃん。
横浜の家の庭に毎日あらわれる、ノラ猫です。
首と背中に大きいただれたようなヒドイヒドイ傷があり、いなばの白ウサギを思いだすようです。
顔つきも、ノラ独特の顔。いつも怯えています。
しかし、毎日毎日、家にやってくるので、ご飯をあげています。
そうしたら、昼寝を我が家でする様になりました。
箱を用意したら、眠るようになりました。
リビングの中をのぞきご飯をねだるようになりました。
家族全員で、シロちゃんの懐いていくステップを嬉しく見守っています。
不思議と、クロちゃんは、シロちゃんには怒りません。
衰弱しているのがわかるのでしょうね。
シロの餌を食べにくる近所のミケネコには「それは、シロのエサ!!」ふぅーーーー!がっ!と
シロを守っています。
この2匹の猫の姿を同時に眺めていた留学生が
「なんだか・・・人間の世界みたい。。。。」とボソっと呟きました。
早くシロの傷に薬を塗ってあげたい、今の我が家のシロちゃんへの思いです(笑