養護施設から自立していく子どもへのサポートをしていて
大人になって行く19歳くらいの子どもと話す時間がありました。
養護施設は、なんらかの理由で(育児放棄、親の離別、虐待など様々な理由)
親から離れて生活する子どもたちが共同生活をしています。
彼らと話す中で
中卒で諦めてしまう子、高校いっても途中でやめてしまう子、が多いと聞きました。
私が話をした子どもたちは、高校時代にバイトをして学費をためて大学へ進学して
今も頑張っています。
途中で辞めないで、なんで頑張れたんだろう?と質問したところ
ひとりの女の子は「4年の時に保育園の先生をみて、私もなろう、と夢を持ち、その夢を支えに頑張れたんです」
もう一人の男子は「今思うと、中1で両親と死別しましたが、小さい頃から母親が、読み聞かせをいつもしてくれていました。
それが、ずっと心の中で何か僕をささえてくれていたから、頑張れた気がします」
夢を持つ事、読み聞かせ(そばに親がいる温かさでしょうか)が
本当に生きる力になっている事を直接子どもたちから、聞いて
改めて大切なものを考えなおしました。
夢を持って生きていい、あきらめなくていい、と言う事を
自分の言葉で、施設の後輩たちに伝えてね、と伝えたら
「本当ですね^^、そうします!」って。
頑張る気持のある子ども、成長したくて頑張る子どもを応援したい。