地元駒ヶ根に住まう、同じ病棟のリハビリ仲間が、週末帰宅で作ってきてくれた、中央アルプス駒ケ岳、雪形の説明写真です。


4月の下旬ごろから雪が消えてゆくとともに現れてくる絵形。
田畑の種まきや、お田植えの頃合いを知らせてくれる。こういう目印なら、暖冬なら暖冬なりに、寒さが残ればそれなりに、気候にあった農耕になる。自然とともに暮らすって、そういうことだと思う。農協で借りる機械の順番待ちや、お勤めに合わせて、強引に週末だとかゴールデンウィークに当てて田植えだ何だでは、作物が根付くのに精一杯で、頑張って伸びたいときに伸びられやしない、と思う。

「駒」や「島田娘」、「種まき爺」がわかるだろうか?何となく見えるだろうか?
横向きの、島田に結った腰をかがめたような姿がわかるだろうか?
笠を付けた爺さんが分かるだろうか?
爺さんは、種まきを終えると、「盆踊り娘」に姿を変えるという。そしてその頃、黄色く印をつけた辺りに、「アゲハ蝶」が舞うという。種まきが終わると、夏の準備に、畑の菜の花にモンシロチョウが舞うようになり、、、
なんて、山を見ながら野良仕事に励む、まさに伊那谷の暮らしに季節の巡りを変わらず知らせてきた、景色時計だと思う。

因みに、右端のてっぺんがちょっと欠けた山が「伊那前岳」で、伊那からは西駒のこうした景色をちょっと遮っている。見えると言う人もいるのだけれど、私には分からないでいた。

こうして縁あって、同じボトックス治療の患者さんから思いがけずこんなステキな贈り物と知識をいただいた。彼も私より一週間ほど前に注射を受け、朝夕、杖をつきながら廊下を一所懸命歩いて頑張っている。右半身をやられて、また写真と運転をしたいと、ボトックス治療をとりやめてしまった別病院から紹介を受けて来ている。退院は26日だそうだ。一緒に山を眺めながら頑張りたい。

因みに、今朝の駒ケ岳。曇り空。