無理しない。(ねる×友香) | mimimimi◢͟│⁴⁶ 小説

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〜〜〜ねるside〜〜〜



最近体調が良くない。頭が痛くてフラフラする。




でも、LIVEが近いから、レッスンを休むわけにはいかないし。





レッスン中に意識が遠くなる感じがして、倒れかけたけど、ここで休むわけにはいかない!って集中しながら、レッスンを受けた。





それでも気づくみたいで。



冬「ねる、大丈夫?ずっとフラフラしてるよ?」


ね「ふーちゃん大丈夫やけん!心配してくれてありがとう。」






それからもメンバーが「大丈夫?」って声をかけてくれて、いいメンバーだな〜。って思った。



そんなみんなを心配させたくなくて、「大丈夫」って笑顔で言うしかなかった。





どうせ1日だけだろうって思ってたのにずっと続いた。







それでも無理してた私の体がとうとう限界だったみたい。








視界がぼやけて、ふわっと脱力した。





「ねる!!!!」






そんなメンバーの声が聞こえて、最後に見たのは白い床だった。
















目を覚ますと、見慣れた部屋だった。
だから、私の部屋って分かったけど、どうして…?







右手に違和感があって、見ると、ゆっかーがいた。








ね「ゆっかー…?」


菅「あ、ねる…おはよう。体調どう?」


ね「休んだからだいぶよくなったよ。それより、どうやって?」


菅「それならよかった。ねる倒れたから、理佐とあかねんが運んでくれたんだよ。お仕事あるからさっき帰っちゃったけど。」


ね「…ありがとう。」


菅「ねえ、ねる?無理はしないでいいからね?みんなねるのこと心配してたし、休めばいいからね?」




あとから入った私は、みんなに追いつくために必死だった。ここで休んで足を引っ張るわけにはいかないし…





菅「足引っ張るわけにはいかないって思ってるでしょ?こうやって倒れるより休んでくれた方がいいから…ね?」





結局迷惑をかけてしまった…はあ、なにしてんだろ、私。





菅「とりあえず、ゆっくり休んで元気になってきてね?待ってるから。」







ゆっかーが欅坂のキャプテンでよかった。




ね「うん、ありがとう。」







私はその日ゆっくり休んで、明日からレッスンに行った。