愛佳は私に話してくれた。
愛佳はずっと泣いていて、思わず抱きしめた。
ずっと愛佳は独りだったんだろう。
親もいないし、友だちもいないし、頼れる人がいないし、そもそも人間が嫌いだろうし。
愛「私を知って、嫌いになった?…グスッ…」
茜「嫌いにならない。これからは、私を頼ってよ。私、本当に愛佳のこと好きなの。」
愛「私ね、誰にも話したくないの自分のことを。なのに、茜にならいいって思ったんだ。なんでだろう…」
ふつうそうだよね。会って二日とかの人に話したくなんかないよね。
それでも私に心を開いてくれた。
茜「これからは、私がずっとそばにいるから。私と付き合ってください。」
愛「…グスッ…お願いします。」
あの日からずっと、私は愛佳といる。
頼りないけど…私の手をずっと握っていてね。
この先はもう、孤独と仲良くなんてしなくていいよ。
だって、愛佳は淋しさを感じる暇もないほど、私といつでも一緒だから。
どんな色にキミは憧れてますか?
その色で私が愛佳を包み込んであげる。
私たち名もない花でカラフルに咲いていよう。
見たこともないような色をして咲いていよう。
茜「ねえ、愛佳。どんな色が一番好きですか?」
愛「カラフル。」
終
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これは、Flowerの「カラフル」っていう歌をもとに書きました!いい歌なんでぜひ聴いてみて下さい!
Flower「カラフル」より
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読者さんが100人超えてました!パフパフ〜
ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!!
お知らせです。
学校始まったんで、小説の投稿頻度下がります…すいません。書き留めている短編をあげるので、長編は出来次第待っててください!
読んで下さりありがとうございます。