みさの小劇場ウオッチ日記

公演期間 2013/02/28(木) ~ 2013/03/17(日)
会場 紀伊國屋ホール
脚演出 倉田淳
料金 3,000円 ~ 5,800円
サイト http://www.studio-life.com/stage/11nin_2013/z11nin/index.html


正直申し上げて【Marsチーム】のほうが人気があります。松本慎也&内藤大希が出演するから。しかし、あえてワタクシは【Jupiterチーム】山本芳樹&及川健の回を観劇。


萩尾望都の傑作漫画「11人いる!」を舞台化したスタジオライフが、その続編「続・11人いる!東の地平 西の永遠」を初舞台化したもの。前作「11人いる!」で宇宙大学試験を合格した若者達のその後を描いた、国の陰謀や戦争などに翻弄され、もがき苦しみながらも成長してゆく物語で、彼等がそれぞれの境遇の中で、未来を選択していく様子を楽しめる、ある意味、王道的なストレート劇。


美しいヒロイン役まですべて男性キャストが演じ分けるスタジオライフは、いわば宝塚の逆バージョン。ハマる人はハマる。フロル役の内藤大希がめっさ、美しいらしいけれど、及川健の半漁人的な魅力も素敵。褒めてるのか・・?!笑


アリトス母星を挟んで存在する兄弟星、アリトスカ・レとアリトスカ・ラ。アリトスカ・レのバセスカ王から誘いの手紙が届き、タダとフロルは早速旅立つが、待っていたのは2つの星をめぐるアクシデントだった。陰謀と大きな誤解から東西が戦争になろうとしている矢先、 タダとフロルの活躍によってこれを阻止するという本。


毎回のことながら衣装が豪華。そして照明の技によって宇宙大学へワープする情景を巧みに描いていた。また、もうちょっとコメディ色が強い方が好みだったけれど、まあ、しょうがないよね。