公演期間 2013/01/06(日) ~ 2013/01/13(日)
会場 青山劇場
脚本 穴吹一朗
演出 板垣恭一
料金 S席9,000円/A席6,000円

サイト http://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00202

少年隊・植草克秀が座長を務め、若手イケメン俳優・お笑い芸人・戦隊ヒーロー、元タカラジェンヌ・・etcと、超!バラエティ豊かな出演者が集まったお祭り企画「ドリームジャンボ宝ぶね」。


青山劇場ほどの広い客席で舞台を観るならやっぱりS席で観るべきで、しかも5列あたりが絶賛席。こんなに間近に植草克秀を観たのは初めてのことだけれど、意外にもミュージカル風の動きを心得ていてサマになってるし、殺陣もお見事だった。でもってこれだけのイケメンが登場するのだから客席も女性ファンのみで拍手にも力が漲ってるわけよね。


そしてこんなイケメン集団に異色の役者、左とん平が演じたのが座敷童。つまり海の向こうでは妖精パックと言われてる役柄。まったく似合わない。しかも、とん平は140文字以上のセリフは覚えられない(覚える気がない)という、ツイッターみたいな重鎮で、周りの役者がフォローするといった具合だった。笑(前列の方ではこのフォローが聞こえてバカバカしくオモロイ)


時は江戸時代が終わり、明治となった頃。長州藩出身の伊藤博文ら、かつての勤王の志士と呼ばれた明治政府の人間たちが総理大臣の座を争って、神くだり山へと迷い込むも、そこは百鬼夜行の妖怪たちが住む山だったのだ。そこに新撰組を上演する劇団なんかも入り乱れて、お祭り騒ぎと化すのだった。


まさにシェイクスピアの「夏の夜の夢」と文明開化の「日本の夜明け」をMIXした歌あり、ダンスあり、コントあり、レビューありのお祭り!なかでも、エナリカズキねたで、ぐずぐずの空間のコントを見せた2人組のユニットがめちゃくちゃ面白い!誰だろ?名前が解らないけれど、「下北沢の小劇場とは空気が違う!」なんて吐きながら、バックの役者たちにも小劇場ネター!!なんていじられてたからユニット名が解れば今度、観てみたい。もしかしたら大山真志かな~?


まあ、これだけのやり放題ならファンはすっごく喜ぶよね。かくゆうワタクシも時を忘れて楽しくお気楽に拝見しました。