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下北沢は南口しか降りたことがなかったから、北口があったことに今の今まで気が付かなかった。
が、降りた途端に、「劇団鹿殺し」の旗をヒラヒラとはためかせながら優雅にちゃりんこなんか乗っちゃって「劇団鹿殺し」の宣伝チャリが目の前を横切る。
ワタクシは思わず駆け寄って握りしめて抱き寄せてチューしたい気持ちを堪えた。
そのアイスキャンディ売りのようなチャリンコ部隊はたった二人でなんだか楽しそうにチャリンコをこぎながら、ゆらゆらと動いていたが、二人の通った場所だけが陽だまりのようにぬくぬくしているように感じられたからだ。
見ていると商店街を突き抜け下っていく。
もしかしたら、ここで路上ライブでも始めるんじゃないか?!とワクワクして、ふらふら・・っと後をついて行きそうになったが、今日は「Com.Cafe 音倉 」へ行かなければならない。ここで舞台があるからだ。おもいっきり後ろ髪引きまくられながら、後方を眺め、小さくなってゆくチャリンコ部隊に
「カムバーーーっく」
なんつって、あまりにも悲しげな声で言っちゃったよ。
そんでもって生きてることが精一杯ってなナリで「Com.Cafe 音倉 」に行ったわけ。
そしたらさ、そしたらよ?!( ゜ ▽ ゜ ;)
入ってみると.Cafeのカウンターの上にキッシュやら、から揚げやら、ちょっとしたツマミが置いてあるわけ。そういえば朝食にサラダとほうれん草入りチーズパンを食べただけで極限の空腹状態だったことを思い出す。
なんだなんだ、なんだ?!
ツーといえばカーのごときワタクシの為にあるようなつまみの品数。
マスターみたいな人に「これは有料ですか?」とか万が一無料な場合を期待して聞いてみる。
案の定、「はい300円です」なんつって聞こえる。
聞き間違いならいいが・・。(^ε^)♪
ついでにいちいち「これは何ですか?何がはいってるんですか?」という質問に丁寧に答えるマスター。
「貴方が作ってるんですか?」とかシャワーのような質問に、これまた丁寧に「中の女の子が作っています。」と答えるマスター。
そっか、手作りなら美味しいに違いない・・。そう結論付けてキッシュを注文すると、
なんつー美味さ!ポパイもビックリ!!
あれだわ、コレ。これなら店も開けるわ。なんつって褒めたら、「ここはCafeなので・・」って。
ふと気が付くと、ワタクシの周りで観客は距離をもって事の行く末を見守ってる状態。
やれやれ、見世物じゃないっつーの。