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ワタクシの隣の女性の前に来てわざわざゴリラの物まねをして挨拶していた男性が居た。目


黒いジャンパーに浪漫狂と書かれてあるので劇団関係者に違いないのだが、隣の女性に「ペットを飼ってるんですか?」と聞いたら、笑いながら演出家の中村隆天 だという。( ̄□ ̄;)


特にゴリラの物まねをしなくても、どちらかというとソッチ側に見えなくもないから必要ないのだが、やはり本人はれっきとした人間と思っているらしい。

中村隆天といえば、打ち上げで若い劇団員を倒れるまで飲ませるむちゃぶりが有名だが(笑)、アンケート用紙には「この人とは友達になれない、と思う役者は誰ですか?またその理由は?(打ち上げネタにさせて頂きますので面白いコメントおまちしております♪)」とある。


当人のそういったやんちゃぶりは学生のノリどころか、おっさんの遠吠えのようなノリだから、劇団員は堪ったものではない。泣


それが理由か違うのか、今回をもって入谷剛司が和歌山へ帰郷するという。

当然のことながら役者を辞めて実家の家業を継ぐのかい?みたいな風景が幻のように見えてくる。

本人にとっては役者という職業は喰えないものの、仲間と一緒に充実した日々を過ごしたに違いない。


劇場で案内係をしながら舞台では支配人としてちょい役で登場していたが、始終ニコニコしていた。ニコ

舞台でゴリラの中村隆天から花束を頂いて、これまたニコニコしていたが、青春を過ごした劇団浪漫狂を離れるのは彼にとっても複雑な想いだと察する。


君の笑顔はいつまでも忘れないよ。

そして時折、くじけそうなったらその笑顔を思い出しながら、元気を貰おうと思う。