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舞台が始まる5分前に劇場入り(汗)
こんな時は緊張のせいか、やたら冷や汗が流れてしまうワタクシなのですが、空席がチラホラしかなかった為、係りの指示で指定された椅子に座ると、あれ?多くの小劇場で頻繁にお見受けするスーツ姿の紳士が隣に。いあいあ、男性のスーツ姿ほどセクシーをぶちかましちゃってる服装ってないですわ。


ワタクシ、スーツ紳士が大好きなスーツフェチでして、むしろ中身なんかどーでもいい、豚にスーツ姿でもOKだし、牛にスーツを着せても結構イカシテルし、もし、ドラキュラがスーツなんか着てたら、その緑色の血を吸ってやりたいくらい。なんて、ドキドキしながら夢想にふけってしまうほどのスーツ崇拝者です。


そんなワタクシの隣に、これまた絶妙なタイミングでスーツが居てる。こんなチャーーーンス!!を見逃すはずもなく、そのスーツに、まるで死神のようにニコニコしながら「よく劇場でお見かけしますね。」と、これまた死神が使う手、交換条件を提示するかのように話しかけた。


すると、スーツは月に40本ほど、舞台を観てるという。しかも話してるうちに、とある劇場に努めていることも解り、スーツの仕事は劇場に招聘する劇団を確認する為とか。いあいあ、色んな仕事があるものです。小劇場観劇マニアには涎が出るほど手に入れたい職業ですが、話を聞きながら、いつしか自分自身が越前屋みたいな心持になって商魂たくましく、「観劇するチケット代は勤め先で経費扱いしてくれるんですか?」なんて聞いたら、自前だって。しかも「20万くらい出費しています。」の言葉に、あんぐり、唖然。


口の中で金魚が飼えますわ状態のワタクシの心情を知ってか闇夜芝居が始まり、目の前が真っ暗闇となりました。