青空将棋道場②

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前回の記事の続きです。



上手は4筋の歩の成捨てから、5五に桂を打って金を狙います。

金を下に逃げるのは△2六馬の両取り。
この桂を放置すると△4九馬〜△5九銀がキツいので、刺し違えるつもりで▲4六金と出ました。





こちらも急所に銀を引っ掛け、読み筋通りの展開に。

次の銀成に同玉が出来ないのはキツすぎるので、ここで根本の桂を取ります。

上手は決めるだけ決めて△5五歩と手を戻しました。




次に上手からの△5九馬が分かりやすい詰めろですが、馬と言うより玉の動きでしかこちらの玉を追い詰める事が出来ません。

こういうヒタヒタと迫ってくる攻撃には、早逃げが有効と経験的に分かっていたので、▲7七銀〜▲8八玉としました。




これで分かりやすいニ手スキです。

上手の最速の攻めは、金を6七にまで持っていってからの△7七馬〜△7九銀の詰みですが、さすがにそこまで金が来るまでには何とかなると思い、ここで少し勝勢を意識しました。




△5七金に対してこの飛車まわりが絶品チーズバーガー。
遊び駒の活用で、攻めては▲5三飛成〜▲6一角成の詰みを、守っては馬や金を抜く保険になっています。

この飛車がここに使えたら、もう勝ちは揺るぎません。




上手は仕方なく△6七金と詰めろをかけました。
馬を取っても勝ちは勝ちですが、上手のこの手は形作りで、明快に詰みがあります。

棋風だけで言えば馬を取るタイプで、10秒将棋ならそちらを選択したかもしれませんが、相手の意の汲み取りというものがあります。


飛車を切る方と切らない方がありますが、切らない方を選択しました。

こっちの方が長くて手数は17手ですが、どちらも比較的平易な詰みです。





投了図。金銀の枚数がピッタリでした。


感想戦では優しく教えてくださり、本当に指導対局の度に全員イメージアップです(特に女流の先生。普及の役割を皆さん強く意識されているようです)

来年もまた(抽選に当たれば)出ざるをえない、そんなイベントでした。


飛車香落ち、もう少し頑張って覚えよう。