夫が、かかりつけ医、私が義母宅へ行く日は、偶然にも同日だった。
その頃(いや、今もか)義母のことで私達夫婦で会話が頻繁に行われた。
その中で専ら話題になったのは、、
義母は一体、いくら年金を貰っていて、いくら貯金があるのか?
だった。

1人暮らしになる前は、国内、海外旅行も行っていたし、、、。
義母のお金事情
夫「この前さ、家に行った時、照明やらエアコンやら変えてたじゃん。あと、外壁か。最近やたら、家にお金をかける」
私「おかあさんって一体、いくらあるんだろうね?」
夫「この前さ、3人で母の家に行った時さ、テーブルに銀行の明細あったんだけどさぁ」
私「見た!ガン見しちゃった!気付いてたんだ?」
夫「もちろん。で、大体150万くらいだったと思う、残高。」
私「そうそう。口座って、別にあるのかね?」
夫「わかんないなぁー。しかし、老後資金が残りそれだけだと厳しいよなぁ」
私「確かに。あと、習い事でしょ?おそらく、それで月に、3万から4万くらい使ってると思う」
義母は、週の半分は習い事があるのだ。そして、やはりお金がかかる。
夫「これは、父に聞いてみるか」
私「そうだね。何か知っているかもしれない」
夫「、、、、、、、、、、、。お盆にでもかけてみるか」
私「それにしても、銀行の明細をテーブルに出しっぱなしって、もうどうなってんだろう
」
夫「やべえよ。もう色々やべえ
」
私「これでお金が心もとないとさあ、ますます万引きしちゃいそうじゃん
」
夫「そうなの!盗っ人業に走っちゃう
」
私「マズイ、マズイ
」
作戦を練る
私「来週の訪問でさ、おかあさん、お家に入れてくれるかな?」
夫「あぁーどうだろう」
私「今回、ピアノじゃないし。コーヒー貰うだけだと玄関先で済んじゃうかも」
夫「そうだなぁ」
私「なんか、一緒に食べましょうって言って手土産でも持って行こうかな」
夫「それがいいと思う。」

夫「それにしてもさ、コーヒーが余ってるってどういうこと?まさか、また、、、、どこかで、、、
」
私「ひいいいいっ
取ったってこと?考え過ぎじゃないの?!」
夫「わかんないよ。もう信用ゼロだろ
」
私「んなこと言ったって、確かめようがないし。ああああーでもそうだよね~。それとなく、コーヒーどうしたんですかって聞いてみる
」

夫「あとは、ルルだね」
私「だよねー。大丈夫かな」
義母の愛犬、ルルは、酷い皮膚病と難聴になっていた。
夫「ルルちゃん、心配だわー
家に連れて帰りたい」
私「もう獣枠は埋まってるわ」
我が家にはぬこが3匹もいるのだ。
しかもうち2匹は病的な甘えっ子である。
私「おかあさんに何かあったら、友達に頼むから大丈夫!」
私は、親友に義母のことを話して、ついでに愛犬ルルのことも言っておいた。もし何かあれば預かってもらう段取りはつけておいた。
夫「まあルルももう年だし、大丈夫だと思うけど、、」
ルルはもうすぐ11歳になる。出来れば、義母のそばで余生を過ごさせてあげたいが、義母に1人で生活出来る時間はどれだけ残されているんだろう?
私「まあね。ルルちゃんまでいなくなったらおかあさん淋しいよ。」
夫「そうそう。時々、見に行かないと」
私「あとさぁ、かかりつけ医の先生にはさ、健康診断って名目で受診をすすめてもらうといいよ。」
夫「そうだね。それがいいよね。あぁーめんどくせえ
」
私「面倒だよね~
これで、行く気になってくれたらいいんだけど」
夫「まぁ、とりあえず、専門家の言う通りにやってみましょ」
こんな感じで、毎夜会話をしつつ、いよいよそれぞれの決戦の日を迎えた。
次回へ続く。



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