ライトノベル2冊目の作品

 

美麗なアニメにもなっています。

でも原作を読むとよりアニメが楽しめると思います。

以下ネタバレがあるので未読の方は注意してください。

 

 

 

 

舞台は中世のヨーロッパのような空想の世界・・・

妖精と人間が暮らすファンタジーです。

 

物語は15歳の少女、アン・ハルフォードが母親と死別し一人で旅立つところから始まります。

この国では砂糖菓子が有名で、砂糖菓子職人がたくさんいます。

そして国王に認定されると銀砂糖職人となることができ、

アンは銀砂糖職人だった母親と同じく銀砂糖職人を目指して旅立つのです。

 

妖精と人間には歴史があり、遠い昔に人間と戦い敗れた妖精は人間に使役され売られているのですが

アンは母親の教えで妖精と人間は対等であり、友人になれると教えられて育ちました。

しかし今の時代では妖精と人間は相いれない関係なのです。

そんなアンが旅の護衛として買ったのが美しい妖精のシャルフェンシャルです。

 

アンは銀砂糖職人になれるのか、シャルと友人になれるのか様々な出来事が2人に起こります。

恋愛要素もたっぷりあり、アンとシャルがお互いに惹かれあっていくのも

砂糖菓子のように甘く描かれています。

 

一冊一冊がハラハラドキドキの連続で、

登場人物や妖精たちも魅力的に描かれています。

ファンタジーですが、種族の違いを超えて懸命に生きる人間の姿、争いに負けず平和を求める姿に思わず感動してしまいます。

 

 

同じ場面でも登場人物によって目線を変えて描かれているところが素晴らしい!

思わず感情移入していまいます。

 

外伝含め全19巻あります。

色気たっぷりなシャルに思わずときめいてしまう大人のおとぎ話です!

 

https://item.rakuten.co.jp/mangazenkan/nov-si-31/