GI値といって、血糖値の上昇する値が
どの食品にもあります
GI値が高い食品よりも低い食品を摂取すると
インシュリンが急激に上昇するのを防ぐため、
ダイエットをするには低GI値食品を
なるべく選んで摂取することをおすすめしてます。
まず食事をすると、食べ物は糖に変化し、血液中に流れます。
血液中の血糖値が上がります。
これが、私達の体のエネルギーになります。
ですが、
血糖値が急激に上がると、インシュリンというホルモンが分泌され、
血糖値を下げようとします。
このインシュリンは脂肪を作り、脂肪細胞の分解を抑制します。
つまり脂肪の原因になってしまうのです。
だから血糖値の上昇をゆるやかにして、
インシュリンの分泌を抑える必要があります。
そこで知っておきたいのがそれぞれの食品の
GI(グリセミック・インデックス/Glycemic Index)値です。
食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを、
ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、
計算しているのですが、
食べ合わせや調理法でもGI値は変化します。
GIの高い食品・低い食品を見てみましょう。
GI値の低い食品
■玄米、全粒粉パン
ミネラルや食物繊維が残っているので、
同じ分量でも米・麦は精白されていない方がGI値は低くなります。
白米より玄米、白パンより全粒粉パンです。
■フルーツ
フルーツには食物繊維が多く含まれています。
でもジュースにすると食物繊維がなくなってしまいます。
同じ分量でも糖質が多く含まれていることになるので、
食べやすくカットするなどして、そのまま食べるようにしましょう。
食物繊維がないジュースだとGI値が高くなってしまうので注意!!
■葉物野菜、根菜、アボガド、とうもろこし
野菜全般的に食物繊維が豊富なので、
GI値は低いです。
GI値の高い食品
■じゃがいもなどのイモ類
■にんじん、トマト
出来れば、避けたい食品ですが、人参などは
少量ならOKです。
GI値を下げる食品
■レタスなどのサラダ菜類
■乳製品(牛乳、チーズ、クリームなど)
■豆類
これらの食品はGI値を下げるはたらきがあるので、
GI値が高い食品を食べるときは、一緒に食べるといいでしょう。
なるべくGI値が低い物を食べるよう心がけるだけで、
ダイエットになるので、食事を我慢したくない人には、
もってこいのダイエット方法です。
総合のGI値が低くなるようにして、ダイエットに取り入れてみて
ください。