春近しと思いきや今日は雪降り雪
しかもかなり本格的な降りですm(>ω<)m゙


東北大震災から一年


今も尚続く不便な生活
癒えない悲しみ
ただただ祈る事しか出来ない私です

実はこの3月11日
私にとっても忘れる事の出来ない日なのです

もうウン十年も前の事ですが
大きな夢を膨らませて上京した日

つまり、親元を離れ社会人としての第一歩を
歩み出した記念すべき日なのです

あの日、最寄り駅に見送りに来てくれた友人達と母

友人は涙、涙…
なのに涙一つ流さない母に友人は言った

「お母さん淋しくないんですか?」

これに対し母は

「また帰って来るんだからさっぱり淋しくなんかないよ」

と気丈に言った

さすが私の母だ
泣いてる姿なんか殆ど見た事なかった

私はこの母の娘でありながら
小さな事にくよくよし、自分の娘に言われる
きつーい一言にこっそり涙してしまう
泣き虫だったりするのです(ノ_・。)

余談でした(笑)


今、その母と一緒にいます
いつまでになるかわからないけれど
母と一緒の生活をそれなりに楽しんでます(笑)

高齢がゆえの身体のコンディションも良くないし
小人さん(笑)なので私のキッチンは
踏み台無しでは使えない

当然出来る事も限られてしまうわけで
私の隣でお皿を拭いたりお洗濯物たたんだり
助手的なお手伝いをしてくれてます(笑)

幼い頃から両親はずっと働き通しだったし
お互い自分達の事で精一杯で
正直一緒の楽しい思い出もあまりないし
親孝行なんてのもした事がない

今こうして、久しぶりに母と暮らし
私が作ったご飯を美味しいと言って食べてくれて
安堵の表情を見せてくれる

理解のある旦那さん
マイペースな子供達
義母からも温かな言葉をいただいた
私は優しい人達に囲まれて良かった
とつくづく思うo(^-^)o

これから先どんな生活が待っているかは
わからないけれど

親孝行出来ずにここまできたけれど
母が私のそばで安心してくれているのなら
これも親孝行のうちになるのかな?

こんな貴重な時間をもしかしたら神様や
御先祖様が与えてくれたのかもしれない
とさえ感じています

長く生きてきた分だけ苦労もあり
頑張ってきた分それなりに返ってくる事もあるかな?

なんて事を母の背中を見てつくづく思うのです


毎日を感謝しながら生きていこう!