韓国大型美容整形外科勤務中の看護師による整形の話

韓国大型美容整形外科勤務中の看護師による整形の話

現在韓国の大型美容整形外科で看護師をしています。
様々な整形のお話を書いていきたいと思っています、なんでも聞いてください。

Amebaでブログを始めよう!

日常のお話。

昨日は鼻の手術後に炎症になってしまった患者さんが病院に来院されました。

手術後炎症になるケースは珍しく、炎症の原因を正確に判断することが難しい為、手術後の管理は本当に大切です。

手術室は滅菌状態にセッティングされていて、手術過程も汚染を最小限にするようなマニュアルになっているため手術室のせいで感染する可能性はほとんどありません。

ただ手術初期に喫煙や飲酒をしたり、手術部位を刺激したり、無理な活動をしてしまった場合、炎症の可能性が高くなってしまいます。

手術を執刀する執刀医を補佐する医療人達の専門性も大事ですが術後の管理が大切な理由もこういった点からです。

しかし、たまに管理をしっかり行ったにも関わらずプロテーゼ自体が異物である為炎症になってしまうケースがあります。

こういった場合には普通手術部位が赤くなったり、痛みや腫れ、熱を伴ったりします。

大事なのはこういった症状が現れた場合すぐに病院に行って状態をチェックし処置を受けることです。

初期にこのような症状をコントロールできずに進行してしまうと皮膚の陥没など形が変形する可能性がありますし、そうなってしまうと再手術が難しくなってしまいます。

今日来院された方は症状が現れてからすぐ来院されたので治療を受けてから再手術の計画をたてれる状態でした。

術後の管理はもちろん大事ですが、回復後に異常がある場合にすぐに病院に行って状態をチェックすることも大事です。