父親、


終末病院に入れられて、衰えきって死んだ


私がうちを出る前から、父親も母親もおかしかった


私が発狂しそうになって、無理やり結婚してうちをでた時


病院のこと、父親の交通事故の処理、放浪癖、母親の請求書の放置(それで電気や電話が点かなくなったり)、その他諸々の問題も、直しても言い聞かせても、父親は受け付けなかった


後ろ髪引かれながらの引っ越し


でも、頭痛の種がなくなって、私はかなり生き返った


その後半年


母親が倒れ、父親の面倒を見に実家に戻った私は


co-opの宅配のおかずも食べられず、ご飯をありとあらゆる鍋で炊いてすべてが黴ている、炊飯器も使えなくなった母親の残骸を知る


そして、同じくおかずの食べ方も忘れてしまった父親の卑屈な顔


一週間、ご飯を届けに通ったが


近所の人から、私が手配しておいた入浴サービスを断られていることなどを聞いた


下着が汚れていることが理由だ


母親はもう洗濯を一切せず、パジャマさえクリーニングに出していた


下着は、溜まったら私が洗っていた


でも、父親の下着はかなり汚かった。私は2度洗いしていた


だから入浴を断られたのだろう


思えば、ああしたらよかった、こうしたらよかった、と思うことが沢山ある


それぐらい父親の死は、惨めだった








私は割とマメにみんなに差し入れを持って行く


今の事業所に通うようになって、今日初めてアソートチョコをみんなに配った


24の女の子のセリフ、
『どうしたの、ごますり?』


あんた、失礼だよ

























24の女の子


不安傷害だそうだ


母親と一緒じゃないと


不安で仕方ないらしい


甘えん坊で人見知り


なったことないからわからない


不安傷害ってなんだろう


私から犬を取ったら


かかる病気かなあ


調子悪いのに


ママと一緒じゃないと嫌だと


ソファーで休みたいと言って


職員さんに『ここは仕事をする場だから、それは迷惑なんだわ』とたしなめられていた


お母さんとかえればいいのに


お母さんはお昼当番


それぐらい代わるよ


犬がいなくなったら


私は堪えられない