このタイトル絶対一回は使ってる。

なぜなら俺の口癖だから。

口癖っていうか、心の口癖？

わかる人いると思うんだけど、心の口癖ってあるよね。

心の中で思ってることの中で、よく出てくるワード。

私の場合は『間違ってるよ！』です。

世の中間違ってることが多すぎるよ！！

って事なのかもしれん。理不尽なこと多いからね。

いや、でもこのワード使ってるときはそんなネガティブな意味じゃないんですよ、基本は。

なんか、笑えてくる間違いっていうか。

そうじゃないだろう、って感じ。

直近で思ったのは、『妖怪人間ベム』のアニメ。

俺は昔のデザインの方が好きで、人間に溶け込めそうな見た目のリメイク版は多分好きになれない気がしてます。

だってもう人間じゃん！！

ってならない？あれ。

いや、現実にいたら確かに違和感のある漢字戦でも無いけど、アニメの世界じゃ全然人として認知できるデザインじゃん？

なんか、初代って絶妙に『化けてる感』みたいな不気味さがあって好きなんです。

てか、テイストを変えてるよね。多分制作陣の意図で。

あの不気味なテイストはそれはそれで尊重して、テーマのみ拝借して今のニーズに適応した受け入れられやすいものにしてみた、みたいな。

全然分からんけど、そういうことにしました。今

個人的にはベムが一番好きなんです。

ってかアレもうそんなに覚えてないけどベムが主人公だったっけ？

ベロだったっけ？

ベムの好きな所は、人間フォームがめっちゃお洒落、

なのに妖怪フォームがめっちゃ雑魚そうなとこ。

あんな格好してるやつ絶対負けるわけないじゃん。

って思ってたのに妖怪に戻ったとたんに勝負分からなくなるくらいまでデザインが簡素になるところが良いよね。

杖で戦うの格好いいし。

溺れてる妖怪に杖投げてとどめ刺したシーンはいまだに覚えてる。

誰にも媚びて無い終始不気味なテイスト好きでした。

普通さ、妖怪をテーマにしてるとはいえ主人公のデザインって多少は視聴者に愛されるように忖度するじゃん。

マジでずっと不気味だからね。

全然可愛くない。

全然敵。

子供向けじゃなかったのかもしれんアレは。

子供の頃観てたけど。

でもさ、この不気味さがリアルというか、人間になりたい気持ちを視聴者により強く訴える要素になってるなーと思ったわけ。

そう考えると、リメイク版。

間違ってるよ！って思うじゃん？

すみません、観てないんですけどね、リメイク版。

食わず嫌いです。

どーせおれの中の妖怪人間ベムのイメージを損ねる結果にしかならないんじゃないかと思って。

昔観た映画を、もう一回今観たらそんなに感動しないのと同じで。

『スパイダーマン3』とかね。

一番好きな映画だと思ってたんですが、今観たら結構意味わかんないストーリー展開してたわ。

ゴブリンジュニアが無駄に陰湿な復讐選んでたのと、その割に仲直りするの簡単すぎるし。

MJとも喧嘩してたのに何事もなかった感じになってたし。(浮気もしてたし)

サンドマンとの和解も急展開過ぎたし。

事故とはいえ、強盗して逃げようとして銃を向けてたのは事実なんだから、とんでもない悪党に違いないのに娘の話で何か良い人感出して許しちゃったしで。

結構無茶苦茶なストーリーでした。

アクションだけで持ってたんだな、あの映画。

って思った。話のオチ強引なんだよな。

ハリー、直接的には誤解だったけど親父の件でピーターと喧嘩して、顔面半分ズタズタにされた割にすごい割り切ってて違和感しかなかった。

だって事情知らなかったら復讐する気持ち分かるよね？

で、復讐しようとしたら返り討ちにあってボロボロにされてるって。

ハリーに同情すると結構ひどい人生だったよなあれ。

とまぁ、一つの例えからすっごい派生しちゃったけど。

それだけ好きな映画って事！

1番じゃなくなったけど。

今1番はやっぱり『モンスターズインク』かな。