むかし聴いた歌の中に、

『幸せはどこにあるの?
遠すぎたら届かないし
近すぎたら気付かない』

そんなフレーズがありました。


ごく普通の、何でもない日々が
いちばんの幸せだと、言う人も居ます。

失って初めて、
「ああ、あれが幸せだったのだ」と、
気付く日常も、あります。

なのに、なぜ私達は
今ここに無い幸せを欲しいと思うのでしょう。


いま、この山の麓は
花も咲いてて、暖かいのに。

なぜ、雲を冠に、雪化粧を施した
寂しく寒い頂を目指すのでしょう。


それは、きっと。

そこから視える景色がどんなものか。
そこに行き着くまでの道がどんな表情をしているのか。
そこに辿り着いた時、私達はどんな心持ちになるのか。

「まだ、見たことのない景色を見たい。」
「まだ、触れたことのない物に触りたい。」
「まだ、感じたことのない感情を味わいたい。」


おそらく、
ただ、この想いだけで
私達は、山を登ろうと思うのです。


もしかしたら、それは
私たち、『サピエンス』の、宿命かも知れません。



けれど、その気持ちが無かったら…。

よく言われているように、

『飛びたい』と思わなかったら、飛行機はできなかったし
『遠くの人と話したい』と思わなかったら、電話も無かった。



つまり、

まだ持たない、
その場所にしかない「何か」を、手に入れて
大切な誰かと分かちたい。


それが、私達が頂を目指す
真の目的なのです。



『幸せは、どこにあるの?』


その答えは、

『今ここにある。』
『充分にある。』


けれど、

まだ見ぬ景色を見るために。
まだ知らないものに触れるために。
まだ知らない感情を味わうために。

そして、
まだ知らない何かを誰かと分かち合うために。


より、遠くを目指して、
山の頂を目指して、

私達は、歩を進めるのです。




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🕊️みろりん🕊️

天性の理論派スピリチュアリスト

本来の自分で成幸したい人を導く音珠鑑定士

音珠講座『my own gems』主宰

 

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