プラモデルの日常ブログ

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作成したプラモデルを主に投稿していきたいと思います。素組からマーカー塗装して作成するものもあります。
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水曜日、日曜予定

MG シャア専用ゲルググ Ver.ONE YEAR WAR 0079

― シャア専用高機動型ゲルググ ー ―

一年戦争末期、ジオン軍が総力を挙げて完成させた高性能MS「ゲルググ」。
その中でも赤い彗星シャア専用機は、艶のあるピンクと深紅の装甲を纏ったまさに“エースの象徴”と言える存在だ。

今回は 「MG シャア専用ゲルググ Ver.ONE YEAR WAR 0079」 をベースに、
自分なりの解釈で シャア専用“高機動型”ゲルググ として制作。
以前制作した 初代 MG シャア専用ゲルググ(1.0) とはまた違う個性の一機となった。

■ カラーリング – 赤だけがシャアではない

1.0版のシャアゲルググは鮮烈な赤が印象的で、あれはあれで「まさにシャア!」という存在感があった。
だが今回の ピンク寄りの成型色 には、柔らかさと鋭さが同居した独特の魅力がある。

ピンク=弱そう
という固定観念を完全に覆す、
“美しさの中に凶暴性を秘めたカラーリング”。

大型で重厚な機体でありながら洗練されたシルエットがより際立った。

■ 高機動型アレンジ – 
もしシャアがゲルググで宇宙戦を制圧していたら

設定上の“もしも”を盛り込んだアレンジ。

推進器の増設

バックパックと脚部スラスターのディテール強化

都市戦よりも宇宙戦向けのシルエットへ進化。

“高速戦でのシャア”というイメージが、一気にリアリティを持って立ち上がる。

■ 武装

ビーム・ライフル
ビーム・バズーカ
シールド

ビーム・ナギナタ

ビーム・ナギナタは両刃展開時の伸びやかなラインが機体カラーと相性抜群。
決めポーズのカッコよさは数あるMGの中でも随一です。






■ 可動・プロポーション

Ver.ONE YEAR WAR 0079 ならではの

ボリューム感

重量感

骨太なフレーム表現

これらが“兵器としての説得力”を生んでいる。
アクションポーズが自然に決まる。

■ 完成してみて

赤いシャアも好きだが、
ピンクのシャアも圧倒的に格好いい。

重厚なボディに、気品すら感じるカラー。
シャア専用MSの中でも、最も“機体としての美しさ”と“実戦的な雰囲気”が両立した一機だと思う。

「若い時の勢いの赤」
ではなく
「円熟したエースのピンク」。

そんな印象すら感じさせてくれる作品になった。

■ 総評

項目評価カラーの魅力★★★★★プロポーション★★★★★可動性★★★★☆組みやすさ★★★★☆カスタム映え★★★★★ 





機体解説

シャア専用高機動型ゲルググ

MS-14S High Mobility Type(IF設定)

一年戦争末期、ジオン公国軍が投入した次世代主力MS「ゲルググ」。
その高性能ゆえ、本来は熟練パイロット向けの機体であったが、
中でも シャア・アズナブル大佐 に与えられた専用機は、通常の指揮官用ゲルググをさらに改修した 高機動仕様 として調整されたとされる。

本機は、短期間での実戦投入を前提に 既存のMS-14Sをベース としながらも、
シャアの操縦特性と戦闘スタイルに合わせ、機動性を最優先に再設計されている。

■ 機体コンセプト

高速一撃離脱戦法への最適化

ニュータイプ的反応速度を活かすレスポンス重視設計

白兵戦・近接戦闘能力の強化

ザク系で培われたシャアの「突撃力」と
ゲルググの高出力ジェネレーターを融合させた、
“最もシャアらしいゲルググ” を目指した機体である。

■ 高機動化改修ポイント

バックパックの推力強化
 推進器出力を限界まで引き上げ、瞬間加速性能を大幅に向上。

脚部スラスターの増設・大型化
 宇宙空間での姿勢制御能力を向上させ、
 高速移動中でも正確な攻撃姿勢を維持可能。

フレーム剛性の強化
 高G機動に耐えるため、関節部と内部フレームを重点的に補強。

これにより、通常のゲルググを上回る **

MG シャア専用ゲルググ Ver.ONE YEAR WAR 0079 は、 素組みでも映える存在感と、アレンジで大きく化けるポテンシャルを併せ持つ名キット。

そして何より——
シャアの“ピンク”はやはり格好いい。

高機動アレンジしたことで、
自分だけの“赤い彗星”を形にできたキットとなった。