95%ルールがこの大会のかなめでした!
恐らくほぼ全員がそれを認識していたのに関わらず
いざ本番になってみると
95を下る展開が多く始まる対戦者同士の心理戦。
何が起きるか分からない…そこが見所だと思いました。
というか、プレイヤーとしてやってても
ものすごくプレッシャーのかかる部分でした。
優勝できて本当にめちゃめちゃ嬉しかったんですけど
動画を見返すといまいち嬉しさが伝わっていないような・・・
死ぬくらいの緊張の直後に
コメントを求められたので、ほとんど頭真っ白でした。
何言ってるのか自分でもよくわからない。
カナとロマは積んでるエンジンが違う。
配列の違いによる打鍵数、正誤率、守備範囲の違いなどは
大体皆把握してると思うので割愛します。
人によって向き不向きもあるし
それぞれ簡単に使いこなせるものじゃないよって話。
配信を見てくれたパソコンをあまりしない友人からこんな意見がありました。
「位置さえ覚えれば指を動かすのは一緒だからすぐ覚えられるでしょ?」
以下、少なくとも私が知ってる範囲でになりますが
カナとロマが同レベルに打てる人はほとんど見ないです。
その中で両方を同レベルでトップレベルに極めてる人は
私の知ってる限り二人しかいません。(察)
私がずっとメインでプレイしてきたのは歌謡(混合が可能なゲーム)なので
まあいつかはカナは覚えないといけないなという思いが勿論あって。
ローマ字も使いながらですが年単位で
カナ打ちの練習してましたがWTレベル9で一旦挫折。
歌謡はカナが打ちやすい文が多いので
それだけあれば十分だったというのと、これ以上打てるようになるためには
もう一回タイピングに魂を捧げないとダメだなと思ったので
私はそこでカナを追求するのは止めました。
両方極めた方いわく入力方式別に
年単位で記録を詰めていっていたとのことで
もし両方極めようとするなら下手にごちゃ混ぜに練習するよりも
一本に絞って詰めるのが正解だよなと、その話聞いて納得。
配列を完璧に覚えたところで簡単に極められるものでは全くない。
相当の時間と気力を要します。同じタイピングだけど
蓋を開けてみればものは全然違うよってことです。
カナとローマを両方同じように極めることは
本当に難しいことだと私は思ってます。
(※トップレベルになると近いレベルと同レベルは違う)
先述した通りタイピングにもう一回全力で魂売らないと無理です。
話それたね。
で、この別物が混ざり合ってる大会の中
今回私が取った行動はともかくにも
引きこもって自分のローマ字入力の情報を与えない!!
周りが出場者同士で対戦してる中、全くいっていいほど対戦しなかったです。
めちゃめちゃ避けてました。
勿論対人の経験が周りより
積めないというデメリットはありますが
正直パターンを掴まれてしまったら終わりだと考えてたので
結果的に正解になったかなと感じました。
最適化。これに関しては何が正しかったのか
自分の中でもまだ答えが見つかってないです。
今回のワードにあったタイピング用語のくせ者「QWERTYはいれつ」。
標準であれば当たり前に右シフト使うべきワードなんですが
左シフトで1234789からのh7。
何回かQWERTYはいれつだけのワードで練習して
hまでの移動のロスがあってもこっちの方が速いなー
という結論になってずっとそれで練習してたんですが
いざ本番で詰まって危うくなった場面があったんですね。
一度バババーっと詰まったらなかなか終わりなんで
かなりリスキーになるなっていうのを本番で気付いて
その後きても標準で打つつもりでやってました。(結局来なかった)
ただ家に帰って思い返してみると、落ち着いて
物凄く慎重に打ったとしても最適化した方が早く打てるので
そのままの意識のままやるべきだったのかなとか考えたんですけど。
でもその落ち着いて物凄く慎重に打つっていうのが
想像以上にハードル高かったんですよ。
それくらいオフラインの本番っていうのは
プレッシャーっていうのははんぱなかったです。
しめは結局最初に戻りますが、95%ルールには本当に振り回されました。
また来年もあるといいなと強く思ってます。