アヴァは、儀式に使われる
供物と生贄を例に
与えること、受け取ることの心持ちについて
教えてくれるカード。
 
 
 
 
 
供物とは
感謝の気持ちをあらわすために供えるもの。
これは交換条件なく与えるものですね。
 
 
対して生贄は
災いを防いで欲しい、
困りごとを何とかして欲しいという
願いをかなえてもらうための対価として
供されるものです。
 
 
 
自分が何かを与えるとき
この「供物」なのか「生贄」なのか
 
つまり
 
「プレゼントの気持ちであげるもの」なのか
「見返りを期待して渡しているもの」なのか
 
 
同じ行動をとっていたとしても
どっちのつもりでやっていますか?
ちゃんと自分でわかってる?
ってことを問われています。
 
 
 
 
ある人のお誕生日にプレゼントをしたから
自分の誕生日にもプレゼントをくれるだろう
と期待していたら
特に何もなくて あれ?みたいな。
 
 
 
純粋に、
日ごろの感謝を込めて誕生日を祝おうと
プレゼントをしただけ、なら
べつにモヤっとはしないはずですよね。
 
 
心のどこかで
「これできっとお返しがあるんだろうな~」
なんて気持ちがあったから
そうならなかったときに
何でや?!ってなってしまう。
 
 
 
 
 
いいよいいよーって請け負って
色々やってあげている人、
 
もうちょっと行き過ぎると
自分で頼まれもしないことをやって
 
 
「なんでいつもわたしばっかり・・・」
 
 
って想いがぐるぐるもやもやするのなら
自分の行動の前提の見直しが
必要なのかも知れません。
 
 
 
 
頼まれごとがあったとき
「その代わり、これやってくれる?」
と、その対価を求めるもよし、
 
云えなくても
それを無条件でやって良いと思えるなら
やてあげれば良いし、
タダ働きはごめんだ!と思うのなら
お断りするのも大切です。
 
 
 
 
つい、人の反応を気にしてしまう人は
なんでもOKしてしまいがち。
 
 
このカードがよく出るのなら
もう少し、自分の気持ちに
耳を傾けてあげると良いですね。