前職でお世話になったシェフのお店、アッサンブラージュカキモトへ。
要予約のディナーコースでは、パティシエ・ショコラティエ・キュイジニエ、3つの顔をもつ垣本シェフこだわりの全12品をカウンターで楽しむことができます。
1品目は、蛍烏賊と菜の花のタルト。
蛍烏賊の旨みと菜の花のほのかな苦味、ソースのクリーミーな味わいが生地の香ばしさと相まって美味しい!
これから出てくるお料理が益々楽しみになる一皿です。
ポワソンのカンパチは、皮はパリッと香ばしく、中はレアに焼かれていて、しっとりと美味しさが広がります。
添えられたのどぐろも甘くてぷりぷりで美味しい♪
3品目はブリオッシュに、フォアグラのテリーヌとベラベッカ。
ブリオッシュのサクッとした歯ごたえと、テリーヌのクリーミーな口当たりのコントラストが楽しいです
濃厚なフォアグラ、芳醇な味わいのベラベッカ、甘酸っぱい苺、異なる3つの要素が互いに引き立てあいながら見事に調和します。
ヴィアンドゥは、松阪牛に刻んだ島らっきょうと山わさびのソース。
口の温度で甘くとろけるお肉に、食感が楽しい島らっきょうと、角のない辛味を感じる山わさび、和の味わいの中にも洋が感じられて...
この美味しさを表現しきれないのが悔しくなります。苦笑
エクレアの上にはフロマージュのクリームと海老の頭、中にはじゃがいものペーストが入っています。
香ばしい生地の中で、海老の旨みとじゃがいもの味わいがふわっと広がって美味しい!
海老みそのソースは、臭みがなくみそが苦手な友人も絶賛でした♪
牡蠣のムニエルにはさつまいものスープが
凡人には思いもつかない組み合わせだけど、牡蠣の磯の風味&塩気と、甘くクリーミーなさつまいもの味わいが絶妙にあっていて、おかわりが欲しくなっちゃいます。
後惹く美味しさとはこのことですね。
そしてポワソンパート2(笑)は、のどぐろでした。
この辺からワインが回りだし、この一皿と次の一皿は何のソースだったか思い出せないのが残念ですが、皮はカリッと、身はぷりぷりで非常に美味しかったことは確かです(←)
そしてヴィアンドゥパート2は熟成豚。
脂身の甘味と赤身の旨みが、肉汁と共にじゅわっと溢れ出します!
お腹は満たされてきたハズなのに、ピーカンナッツの香ばしさと軽快な歯ざわりが、ここにきて食欲を刺激してきて...さすが垣本シェフだなぁとにんまりしながらいただきました。
お料理の最後はリゾット。
鱗をパリパリに焼いたグジ(甘鯛)と大葉のリゾットを、柚子の泡と一緒にいただきます。
見た目・食べ方こそ斬新ですが、京都らしさを詰まった一皿ですね。
さっぱりとした味わいで、ペロッといけちゃいました♪
全てのお料理に言えることですが、絶妙なボリュームです。
洋ナシとフロマージュは、まろやかでやさしい甘さのフロマージュの風味の中に、洋ナシの甘味が広がって美味しい!
フロマージュのふんわりとした口当たりと洋ナシのみずみずしい食感の組み合わせも楽しいです♪
そしてお待ちかねのデセール、見た目だけでもわくわくしますが、シェフが目の前でブランデーをかけて仕上げてくれて、興奮は最高潮に。
照明を落とした店内で、ゆらめくチョコの炎を眺めるひとときはとっても贅沢な気分にさせてくれます。
カップルやご夫婦でいかれるとすっごく良い雰囲気になりそうですョ。笑
(にぎやかな女子6名で伺いましたが、それでもうっとりでした。笑)
炎が消えると、大葉のグラスとピスタチオのパルフェがお目見え。
その変わりゆく様子も見事ですが、グラスの冷たさで、とろけたハズのチョコがまたパリパリになっていて...これはもう芸術というか、見事すぎてやられた~wwって。
もちろん、食べても感動です。
大葉の爽やかな風味に、ピスタチオのナッティな味わい、チョコの濃厚な甘味が、今までに食べたことのない美味しさをもたらしてくれます。
サクサクのビスキュイと苺のアクセントも素晴らしくて...
とにかく美味しかったので記念(?)にiphoneの壁紙に設定。笑
プティフールは3点(↓)。
しっかりと焼きの入ったアマンドサブレはアーモンドの香りが豊か。
大葉のショコラは初めて食べましたが、ビターで濃厚なチョコの味わいをベースに、大葉が爽やかに香って、甘いものが苦手な男性も美味しくいただけると思います。
ラ・ポンムは生地のバター風味と、熱で凝縮されたりんごの芳醇な甘味ががとっても良くあってます!
(繊細なりんごの食感に、丁寧なお仕事ぶりを感じました。)
全てが美しくておいしくて、本気で最後の晩餐に伺いたいと願った夜。
お土産もたくさん買えて大満足。シェフ、ありがとうございました。
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