発達障害があるからなのかどうか、本当のところは定かではない…ですが、「何でそんな事まで覚えているの?」と家族に言われる内容まで記憶していて、びっくりされる事があります。
良い記憶も悪い記憶もどちらも覚えているので、良い記憶に対しては、懐かしく感じる事が多いですが、悪い記憶はフラッシュバックの原因にもなります。
特に、母と言い争いになったりした時。
「○○の時に"〜って言った"じゃん!!」って私が訴えても、母はそんな細かな事まで覚えていません。
でも、私の記憶の引き出しにはしっかり残っているので、「覚えてない」と言う母に対して、「何で?だって、あの時もこの時もそう言ってたよ?!」……となる。
こうなるともう泥沼化です。
「言った」と「覚えてない」の応酬になります。
普段は母との仲は良好で、当事者会で親娘の話になると「良いお母さん」・「理解がある」と言われる関係ですが。
悪い記憶がトラウマに結びついている事もあります。
例えば「突然の大きな音や声」だったり、「年配の女性」が私のトラウマから来る苦手なものですが、それも過去の悪い記憶に起因しています。
自分の中の「思い出の記憶」、ではなくて、「誰かの誕生日」のようなある意味規則的なものをよく覚えていたりもします。
ふと思い出して、「今日、○○○○の誕生日だ」と言うと、側からするとただの「雑学」にすぎないので、妹に「他の事に記憶使ったら?」と言われる事もしばしばあります。
好きな音楽に対しても、記憶が良い形で発揮される事が多いです。
気に入った曲はとことん聞いて覚えていきます。
だからなのか、自分が生まれる前の曲でも歌える曲はあるし、長い間聞いてなかった曲でも、歌詞やメロディーからその曲の全体像を思い出せる事もあります。
でも、自転車の鍵をどこに置いたか?とか、iPhoneどこに置いた?とかはちょっと前の事でも思い出せずに、あっちこっちうろうろしたり、ガサガサ探したりします。
それが、私の記憶の凸凹なんでしょうね。