大相撲の横綱白鵬が、東京オリンピックを観戦したらしく、問題視されている。
白鵬は日本武道館を訪れ、オリンピックの柔道を観戦したようだ。
証拠写真が、SNSに次々投稿されている。
(オリンピックを見るぐらいいいじゃないの)
なんて、思われた方はいないだろうか?
今回のオリンピックに限っては、会場での観戦はマズイのだ。
今回のオリンピックは、新型コロナウイルスの感染防止の為、一部の競技をのぞき、
無観客での開催
であった。
会場に入れるのは、競技関係者やメディアに限られている。
柔道も、無観客での開催であった。
そんな中で観戦したから、当然批判の声が挙がった。
白鵬はモンゴル五輪委員会のアンバサダーを務めている。
その関係で、会場に入れたのだろう。
だが白鵬は日本相撲協会に断りもせず、見に行ってしまったらしい。
相撲協会は、観戦の許可を出していない。
そのあたりで相撲協会も、白鵬を問題視しているのだ。
新型コロナの影響で、相撲協会は所属力士の外出には、厳しい制約をつけている。
モンゴル出身の力士は強いのだが、思慮が浅く問題を起こす事が多い。
白鵬もいつまでたっても、身にトラブルがつきまとう。
今回も、(自分はモンゴル五輪委員会のアンバサダーだから、会場へ入ったってかまわないだろう)という甘い気持ちが出たのでは?
アンバサダーは、英語で「大使」という意味がある。言い換えれば、「広告塔」みたいなものである。
監督、コーチ、選手じゃないのだ。
しかも、今回は新型コロナウイルス禍がある。
こんな時だから、誘われたのだとしても観戦は遠慮するべきだったろう。
白鵬は空気が読めないのだ。
白鵬に対し、相撲協会は厳しい処分をするのではなかろうか?
半年も出場停止になれば、36歳になっている白鵬は、急激に衰えそのまま勝てなくなって引退なんてありそう。
思い切るなら「引退勧告」だが、大相撲の顔の横綱にこれはやりにくそう。