人は何にお金を払うのか? | Dear Twinkle Stars

Dear Twinkle Stars

しなやかにここちよく輝く!を実践するみらいずのブログ



こんばんは!

一般社団法人みらいずのHirokoです。



あなたは、

「回るお菓子売り場」って知ってますか?



関東出身の方は

ご存じないかもしれませんね。



調べたところ、愛知県以西に多く、

だいたい、デパ地下の片隅に

鎮座しています。



こういうの



(写真は松坂屋静岡店さんの

Twitterからお借りしました)



第1号機は、1959年、

名古屋の遠鉄百貨店に設置されたそう。



最盛期の1980年代には、

全国で約200台が稼働していたのだとか。



それが今ではたったの32台。



そのうちの2台が、

松坂屋静岡店にあります。



私にとっては、昔懐かしい

記憶とともにあるもの。



その、懐かしい「回るお菓子売り場」が

3月23日で営業を終了することになり、

多くの人で賑わっているらしい。



昨日、我が夫も、もれなく(笑)

「お土産〜」と言って、買ってきました。






夫がいくつか食べてしまいましたが、

この量(たぶん200gちょっと)で、

五百数十円。



高いと思うか、安いと思うかは

人それぞれでしょうが、


人がお金を払うのは、

そこにどんな価値を見出すか、って

ことなんじゃないかと思います。



この、「回るお菓子売り場」が

今、お客さんでいっぱいな

最も大きな理由は、


「もうすぐ無くなってしまう」


からでしょう。



昔を懐かしんで、無くなる前に

行っておきたい、買いたい。



若い人なんかは、

「エモい」と感じているらしいけど……。

「エモい」って何? (笑)



この、“最後にひと花”的な盛り上がりは、

「回るお菓子売り場」に限らず、

閉店が決まったお店や、

引退する何かによくある現象です。



では、全盛期の80年代は

どうだったのでしょう?



お値段は、今より安かったでしょうが、

正直、スーパーなどに行けば、

同じグラム数のキャンディなどは

もっと安く手に入ります。



ただし、当然、

バラエティに富んではいない。



キャンディ、チョコレート、ガム、

ラムネ、キャラメル、ジェリービーンズ等、

たくさんの種類のお菓子が

目の前を回ってきて、

好きなものを選べる。



そこに、価値がある。



だけど、実はそれ以上の価値を

この「回るお菓子売り場」は

提供しているのです。



何だかわかりますか?











それは















人の笑顔と幸せ、です。



親や祖父母と一緒に

デパートを訪れた子どもたちは

きっと、目をキラキラさせて、

回るたくさんのお菓子を

見たことでしょう。



そして、好みのお菓子を

袋に詰めてもらった時、

満面の笑みを浮かべていたに

違いありません。



そして、それを見たおとなたちは

とても幸せな気持ちに

なったことでしょう!




人の笑顔は、

その周りの人も笑顔に、

そして幸せにします。



そして、また、

その笑顔を見たいと思うのは

自然なことではないでしょうか?



数百円で、おとなも子どもも

みんなハッピー♬



そう考えると、

この「回るお菓子売り場」が

提供してきた価値は

ものすごいものですね!




時代の流れとともに

流行り廃り、始まりと終わりがあるのは、

ある意味仕方のないことです。



「回るお菓子売り場」は

まもなく役目を終え、

その場所にはきっとまた、

子どもたちと、それを見守るおとなたちに

新たな笑顔と幸せをもたらす

新しい何かがやってくることでしょう。



改めて、ビジネスの基本を見た、

そんな休日の一日でした。





 

みらいず会員募集中です!

 

自分の強みが見つかり、自分の弱みがチーム解決できるあなた以上にあなたのことを考えるコミュニティ。

入会受付中です!

 

【詳細はこちら💁‍♀️】

 ↓

 

 

 

 

 

* みらいず公式LINE完成✨
    お友だち募集中!

今のあなたにぴったりな言葉をプレゼント!
LINEだけの情報も公開します。

スマートフォンの方はこちらをクリック♬




PCの方はQRコードを読み取ってくださいね!