みらいプラス住宅検査の斉藤です。
今年の4月1日に改正宅建業法が施行になって2ヶ月以上経ちましたね。
この宅建業法改正の主旨は、簡単に言うと次の通り。
●媒介契約時にインスペクション(建物状況調査)というものがあることを紹介すること。
●インスペクションを行った建物であれば、その結果を伝えること。
インスペクション自体が義務化されたわけではないのでご注意を。
建築や不動産業界以外の方によく勘違いされているが、
あくまでインスペクションを行うかどうかは任意です。
ただ、この契約時の重説でインスペクションというものをアナウンスするという
効果はかなり大きい。
これまではインスペクションというものの認知度が低く、
大半がそのまま知られずに契約されていました。
それが事前に知ることができ、
それなら購入前に調べてもらおうという人たちが増えたのは間違いありません。
先週、調査を実施した建物のお施主様(60代のご夫婦)も
「今、インスペクションは盛んでしょう?」
なんておっしゃていました。
昨年ならほとんど耳にすることがなかった「インスペクション」という言葉が
日常的に出るようになってきているんですね。