「日本人は新築好き」。。。これって、なぜか、なんとなくであるが、日本人である私たち自身が、自ら自覚している気になっている言葉ですよね、
日本人は古来から、あたらし物好きの人種であって。。。そして、この感覚はDNAに根ざしたものだから、これからもずっと引き継がれていく感覚だろう。だから、日本という市場の中で、中古よりも新築の住宅が価値が高いという神話は、ずっと崩れることはない。
このようなことを、まことしやかに言ってのける専門家もいる。。。
でもですね。。。ぼくは、全然、そうは思わない。日本人のDNAって、そんな、浅くて薄っぺらなところにはないですよね。
。。。あえて、新築好きを薄っぺらいって言っちゃってますが、これは、新築より中古のほうが良いですよって言いたいわけではなく、単純に、中身の議論をせずに、中古よりは新築の方が良いに決まってるよ、という頭ごなしの価値観を、薄いって表現しているだけですので、その点、ご了承くださいね。
ところで。。。ということで、昨日、最終日を迎えた、群馬県の「中之条ビエンナーレ2009」を取材してきました。
「中之条ビエンナーレ」は、山間の秘境のような中之条とその周辺地域に、かつて栄えた古い木造校舎や商店街、そして町中のいたるところに残る古い建物を舞台に、「美術+故郷+温泉」というテーマで作品の展示やインスタレーションが行われる、2年に一度のアートイベントです。
参加している美術家さんは、「ここには、ホントにホントに、刺激的な素材としての建物がいっぱい残っている」と言いますし、また、建物を提供している住民の方たちも、ホントに楽しそうに、イベントを手伝っていますし、そこに残る建物への思いを語ってくれたりします。
こういうのを見ると、どうしても、日本人が単なるあたらし物好きとは思えません。やっぱり、古いものを愛して愛し抜く精神性も、持ち合わせているんです。
で、これから、何回かに分けて。。。なぜ、日本人が新築好きであるという、プログラムが書き込まれてしまったのか?そして、これからの若い世代の感性は、どこへ向かおうとしているのか。。。この人たちは、そんなに単純に考えているわけではないみたいだが、果たして???
こういったことについて、考えてみようかと思います。
では。
リノベーションと中古不動産仲介のコンサルタント
城戸(KID) 輝哉
日本人は古来から、あたらし物好きの人種であって。。。そして、この感覚はDNAに根ざしたものだから、これからもずっと引き継がれていく感覚だろう。だから、日本という市場の中で、中古よりも新築の住宅が価値が高いという神話は、ずっと崩れることはない。
このようなことを、まことしやかに言ってのける専門家もいる。。。
でもですね。。。ぼくは、全然、そうは思わない。日本人のDNAって、そんな、浅くて薄っぺらなところにはないですよね。
。。。あえて、新築好きを薄っぺらいって言っちゃってますが、これは、新築より中古のほうが良いですよって言いたいわけではなく、単純に、中身の議論をせずに、中古よりは新築の方が良いに決まってるよ、という頭ごなしの価値観を、薄いって表現しているだけですので、その点、ご了承くださいね。
ところで。。。ということで、昨日、最終日を迎えた、群馬県の「中之条ビエンナーレ2009」を取材してきました。
「中之条ビエンナーレ」は、山間の秘境のような中之条とその周辺地域に、かつて栄えた古い木造校舎や商店街、そして町中のいたるところに残る古い建物を舞台に、「美術+故郷+温泉」というテーマで作品の展示やインスタレーションが行われる、2年に一度のアートイベントです。
参加している美術家さんは、「ここには、ホントにホントに、刺激的な素材としての建物がいっぱい残っている」と言いますし、また、建物を提供している住民の方たちも、ホントに楽しそうに、イベントを手伝っていますし、そこに残る建物への思いを語ってくれたりします。
こういうのを見ると、どうしても、日本人が単なるあたらし物好きとは思えません。やっぱり、古いものを愛して愛し抜く精神性も、持ち合わせているんです。
で、これから、何回かに分けて。。。なぜ、日本人が新築好きであるという、プログラムが書き込まれてしまったのか?そして、これからの若い世代の感性は、どこへ向かおうとしているのか。。。この人たちは、そんなに単純に考えているわけではないみたいだが、果たして???
こういったことについて、考えてみようかと思います。
では。
リノベーションと中古不動産仲介のコンサルタント
城戸(KID) 輝哉