病院生活や、老人ホームから解放されて、感謝一杯の心を示した感動のひととき最初に小規模多機能に同行した時のことでした。体操や、歌をやって、お昼ご飯を食べて、少し休んで午後になると、習字がスタートしました。私は、半分ボケーっとしていました。父が私のところにテクテクと歩いてきたと思いきや、後ろに隠していた一枚の紙きれを私に差し出しました。そこには、「未来、ありがとう」墨で大きく、力を込めて、父が書いてくれてました。涙が込み上げました。私は今でも、その紙を持っています。宝物その月から、私の支払いの費用も、大幅に減りました。記憶では、月に4万円弱だったと思います。給食費も一食200円と安かったのです。