さっき、入院中の兄にメールした。





『こんばんわ

 どうや、そっちわ。 今回は、ちょっと一緒に過ごすのが無理な位みんなに迷惑かけてしまったな。こっちの皆がやばかったわ。







この際しっかりとそっちで、生活のリズム取り戻せな。しっかりな。』











まだ、返信のメールはない・・・・。寝てるのかな・・・。











今日は仕事帰りに母と電話した。







母; 『今回の入院はおそらく1ヶ月(3月末まで)くらいになると思うけど、おかあさんこのまま、グループホームにいれてみようと思うんや。お父さんも納得してくれると思うし・・・・、お金はかかるかもしれないけど、その分たくさん働けるし。こんな調子では共倒れになってしまうし、車も一台いらなくなるし(もう車検がくるので廃車にするのです。)、経費もかからなくなる』







正直、僕は新たな展開になることにびっくりしたけど、母の年齢では、この調子で兄に振り回される体力はない。







兄はいずれはグループホームに入ることになる。そのためのトレーニングだと思えば、一回入ってみてその生活を体験してみることも良いと思う。







でも、家族から、放り出されたと思われないだろうか。







いや、これは兄にとって必要な人生のリハビリだ。決して、今の状態に見切りをつけるのではない。今よりも良くなるよう、一緒にすごせるよう、生活のリズムが整うようリハビリしてもらうのだ。







離れていても、家族のつながりがあるようにしなければいけない。そう思ってメールをしたんです。







明日、いい返信が返ってくるといいなあ。




さっき、電話で母から聞いた。兄を入院させたと・・・・・



昨日、夜の薬を早くのんだ兄は夕方ごろから睡眠し、その後深夜に目が覚め近くのコンビニへいった。

そこで、今月三回目の自動車事故・・、また前を走る車に追突した。

相手は60歳くらいの夫婦でなんでも、娘を迎えに行く途中だったらしい。

幸い、事故の程度は小さく、兄とその人は警察へいって示談書を書いた。金額は5万円。

今日15日に振り込むということになっていた。

しかし、今日になっても兄は振り込まず・・・・・


相手はカンカンになって、家に電話してきた。そこで、電話をとった母は始めて知った。


母は父とデイケアにいっている兄をそのまま入院させることにした。ベットは満室だったが、一人今日退院してくれたらしく、入院できることになった。・・・・・1ヶ月間入院予定。


今年から、兄と積極的にかかわりだしたけど、なかなかうまくいかないなー。

でも、母も仕事が手につかず、このままでは共倒れになってしまうから、これでよかったと思う。

僕は、これから兄が退院するまでの1ヶ月また、自分のできることに集中していく決意が強くなった。

現実を直視するのは、確かにつらい。でも、これまでは逃げていたけどつらかったから・・・・・。

自分をコントロールし、父と母を支え、そして今ある自分の家族に感謝し、自分の未来をつかんでいく。


















母は、洋裁の自営業でこれまで頑張っている。

けど、今年から外で洋裁の講師のパートもやるようになった。

 僕はとてもいいことだと思う。今年の目標の一つに母のパートのサポートを行うという目標をたてた。



母は、これまで自営業でいつでも家にいるから、兄の状態が監視でき、それから安心感が得られていた。

しかし、外で仕事をやるようになると、ある程度拘束される。当然、家にもいない。
そんな時、兄がいろいろと問題を起こしてしまった。
ちいさなことだけど、2月13日は車のタイヤを前後1本ずつパンクさせたらしい。でも、その前にも、追突事故おこしているし(幸い、事故は状態、金額とも大したことない)

でも、母にとって、いままでのこともありトラウマになっている。自分が外に出ているとき、兄がなにかしでかすんじゃないか・・・・。外での仕事をやめようかという気分になったりもする。

僕は、流れが今一番悪い時期だと感じる。そんな時に、自分が出来ることに集中して最大限サポートすることに集中したい。



僕が心からいい本だと感じた本に『7つの習慣』という本がある。その中に

関心の輪の中に影響の輪というものがある。

関心の輪にあることは、自分が直接働きかけることができないこと。(ex.兄の不安定行動、将来の不安)

影響の輪にあることは、自分が直接働きかけることができること。(ex.自分が今なにができるか。何をすれば家族のプラスになるか?


関心の輪に集中するとは、自分がコントロールできないことに集中してまうこと。そうなると集中の輪はどんどん小さくなってしまう。

影響の輪に集中するとは、努力と時間を自らが影響できる事柄に働きかけること。そうすると、影響の輪がどんどん広がり、直接的、間接的に自分の心配している状況に働きかけることができる。

僕はこの考えがとてもこころにしみている。


2月13日は、タイヤパンク事故の後、家族(嫁さんと子供1つ)で僕は兄のところへいった。僕は兄と一緒に兄の部屋の掃除をした。衣食足りて礼節を知るということわざがあるが、部屋の乱れがあると心や行動にも乱れがでてくると思うしね。
嫁と子供は母と楽しく過ごしてくれた。このことも、母の気分を紛らわすとてもいいことだと思う。


今日2月14日は、自営業の母の確定申告を手伝ってあげた。母にとって、このことも重荷なっていたようで、今日ほぼ9割方、確定申告書が完成できたので、すこし年度末に向けての気持ちが楽になったよう。

自分の影響の輪に働きかけること。・・・・・・・・・去年までは、関心の輪ばかりに集中していた。今年は影響の輪に働きかけていると思う。

また、寝る前兄にメールを送ろう「明日、デイケアがんばっていけな」・・・・・・って。


ちなみに『7つの習慣』は、同じような悩みを持っている方にとって、何かのきっかけになると思います。

ある程度落ち着いている時にでも読んでみるのもいいと思います。

備忘録として・・・・

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今までの自分では、絶対しなかったこと。

それは、兄にメールを送ること。

いままでは、兄とはあまり関わりたくなかった。メールを送ることで、たくさんわずらわしいことを言われるのではないか?それが、とれも嫌だった。だからメール、そして電話もしたくなかった。

でも、それは本当の自分の良心に反するもの・・・・。ずっとずっと心のどこかでひっかかっていた。

今年からはメールを送るようにした。

たわいもないこと、「おはよう、きょうも頑張ってデイケアいけな」とか「おやすみ、寝る時間はしっかり守れよ」とか

それに対し、兄からの返信は「はい、ありがとう。」そして、日々あった出来事などを報告してくるようになった。

それに対しては「がんばったな、明日もその調子でな」とか・・・・・。

関わるようになると日々余計な心配もでてくるけど、自分の良心に従って行動している分将来、振り返ると良かったと思えるはずだ。

今までずっと持っていた『関わること』への抵抗は、ずいぶんと小さくなった。

先は、みえないけど、前に進んでいるだと思う。
















私の兄はかれこれ14年間 躁うつ病です。

多くの方と同じように、私たちもこれまで兄にとても迷惑し、そして心を痛めてきました。

これまでは、そんな兄に嫌悪感を抱き、そしてできるだけ見ないようにしてきました。

しかし、やはり自分のこころの中に訴えかけた時、このままではいけない。そう思う気持ちが日に日に強くなり、今年からは積極的に兄に関わることにしました。

2008年1月の統計では、躁うつ病患者は全国で104万人になっています。

ということは、その家族は全国で倍以上はいることが予想されます。

私と同じ思いをしている方にとって、少しでも前を向いてもらえるよう、また私自身の力になればと、私は自分が日々がんばって兄と向き合っている記録をここに残していこうと思います。

また、おなじように家族と向き合っている方がおりましたら、是非一緒にがんばっていきましょう。












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私の兄(現在37歳)は、かれこれ14年間躁鬱病です。

今は、実家で父、母と暮らしています。

兄は中学校までは、成績優秀で地元で一番の進学高に進んでいました。しかし、高校2年前半ごろより、生活態度が不真面目となり、パチンコ等にはまり、よく母を泣かしていたのを覚えています。

私にとっても、兄が中学校までは本当に好きでした。しかし、親を困らしている兄をみていて、そのころから兄を憎むようになっていました。

兄は高校3年の時には、多くの大学をうけましたが、全て落ち、東京の予備校へ通うようになりました。私の家は地方なので、その予備校へ通う為に下宿をし、多くの費用がかかっていました。
しかし、予備校でも遊びほうけ、パチンコに明け暮れ、あげくの果てに自転車ドロボウで警察のお世話になったこともあります。もちろん、その年の受験もすべて失敗しました。

実家は母が、オーダーメイドで洋裁業を営んでいます。

その関係もあり、東京の洋裁の専門学校へ通うようになりました。