とある、

高額ママ起業塾に約半年在籍していた。

 

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最初の頃はめちゃめちゃ頑張って

勉強と行動をしていたが、

 

コースを変えてからはすぐに

 

「意味な!」

 

と退会。

 

 

自分がやりたいことを

完全に見失っていたからこそ、

 

自分に合っていないコースに

入ってしまったのだと心から実感。

 

 

自分がやりたいことは?

 

 

それは本当にやりたいこと?

本当になりたい自分?

 

 

その後も自分探しをし続けて

様々な講座を受講した。

 

 

俗にいう「セミナージプシー」というもの。

 

 

今は、

割と大きな学校や行政の運営する施設で

各種講師として出向き、講義を行っている。

 

 

それまで学んできたことが

全て行かせるんだ、講師やカウンセラーという仕事は。

 

 

自分が大枚をはたいて手に入れた知識と経験が

目の前の生徒さんのお役に立つ。

 

 

確かに、

正直、こんなに自己投資する必要はなかった。

 

 

借金は500万に膨れ上がり、

任意整理を行う。

 

 

ただ、借金したからこそ

ありえない量の努力をして

 

月々10万以上の返済をし続けて来た。

 

 

月に30万以上稼ぐために

ひたすら仕事をした。

 

 

なるべく時給の高い仕事を探して、

自分も時給にあった人間にならないといけないと思い

 

めちゃくちゃ勉強をし続けた。

 

 

(今でも朝の4時に起きて

一日4時間は勉強をしている。)

 

 

カウンセリングの勉強はもとより、

 

「家庭教師」の仕事をするために

中学受験算数・中学5教科の全て

授業の作り方・発達障害の生徒の対応方法なども勉強した。

 

 

学歴も資格もない自分が、

なぜか家庭教師として大学受験生の学習をサポートする。

 

 

何人もの迷える生徒を「コーチング」し、

勉強の仕方とマインドを教えて合格に導いて来た。

 

 

生徒に「英検準一級を取るため」のアドバイスをする必要があり、

20年の自分のブランクを埋めてその上を目指すために

英語の勉強もひたすらした。

 

 

その中で自分が本当にしたいことを思い出した。

 

「私は、カウンセリングのできる家庭教師になりたかったのだ。」

 

やりながら思い出した。

 

 

いつの間にか自分は、

なりたい自分の方向に向かっていたのだ。

 

 

もし、「起業塾」に入るきっかけがなかったら。

 

 

いまだに

 

「自分の人生こんなんではなかった。」

「やればできるからさ。」

 

と言いながら、

昔の「違和感を感じる自分の姿」のまま

あり続けていたのだろう。

 

 

そんなことを考えて

昔お世話になった起業塾の講師の言葉を思い出して

 

「言ってること間違ってないよな。」

 

とその人を検索キーワードにかけてみたら

 

「詐欺」

 

という言葉がたくさんヒットして来た。

 

 

わからなくもないし、

確かにそこまでのお金をとる内容の授業料でもなかったが、

 

授業動画の中で先生はこう言っていた。

 

 

「200万も払えば、やる気になるでしょ?

それでやる気にならなかったら払うお金が足りないんだよ!」

 

 

と。

 

 

「詐欺」と言われながらも

そのスタンスをまだ続けている講師の生き方に

心底すごいと思った。

 

 

消費者だって「選べる」立場なのだから

しっかりとサービス内容を吟味しなければならない。

 

 

その上で、お金を払う決意をしたのは

自分自身のはずだ。

 

 

それで「詐欺」と喚いて

「さらにひどい生活になった。」

と嘆くのは

 

自分が変われていない証拠ではないか。

 

 

「人のせいにする人生を変えたかった。」

 

 

のではなかったのかと。

 

 

詐欺と感じている人がたくさんいる以上

詐欺の要素は高いのかもしれないし、

 

私自身、

そこに入塾する必要はないとも感じている。

 

 

ただ、入塾した以上は

過去は変えられないのだから

 

その経験と学びを存分に活かして

自分が良いと思うところだけを取り入れて

 

今後の自分の商品の集客につなげていきたいではないか。

 

 

そこで出会った人たちと交流した経験は

今でも私の中の宝でもある。

 

 

同じように頑張っている人がいるのは

本当に励みになるからだ。

 

 

これが

 

「環境を買う」

 

ということなのだろう。

 

 

あの時の自分の発信は

今よりよほどキラキラして

 

人の目を引いていた。