妙ちゃん かぶりすぎやろ‼︎

皆様こんにちは

ありがとう親父の坪倉正明です

大笑いは幸せを呼ぶって

だから一緒に幸せになりませんか？

妙ちゃん かぶりすぎやろ‼︎

俺の心をわしづかみした

ニコニコ妙ちゃん

愛の告白は

もちろん俺が...

って

私 坪倉さんのこと 好き

それは俺に言わせて〜

妙ちゃんからの告白

その瞬間

テレビから この歌が

タイミングよすぎるでぇ

みんなから

美女と野獣カップルと呼ばれる

変態カップル誕生

俺は

猫をかぶってる

妙ちゃんをほぐしたくて

いろんなことをした

デコに肉とか書いて

眉毛をつなげたり

くしゃみが出そうになったら

肩をたたき 振り向く顔に

思っきり ブッァクション‼︎

どんだけ〜

剥いでも 剥いでも

まだまだかぶってるし

俺の

めちゃくゃなやり方に

作り笑顔で 怒らない

ようやく

自然な笑顔になってきた頃

俺の誕生日を迎えた

一緒に

おばあちゃんに会いに

お墓のあるお寺へ行くと

えっ？

ここにあるの？

妙ちゃんが

気になる言葉を言った

続く

妙ちゃんとの出会い

皆様おはようございます

ありがとう親父の坪倉正明です

京都は快晴で気持ちいい朝です

こんな時は思わず大笑いです

一緒にいかがですか？

妙ちゃんとの出会い

ある日

同級生から紹介された

初めまして 遠藤妙子です

エステシャンだと言う

綺麗にしてる店に

俺は弁当屋の

コテコテのエプロン姿で

うわっ 

めっちゃ猫かぶってる‼︎

俺の第一印象だった

お昼の弁当を配達してほしいと

あそこは 俺が行くから

配達は いつもは バイト君が

なんせ

エステのお姉さんが

いっぱい おっぱい もうたいへん

そのうち

店の中で 焼肉パーティーにも

来てもらうようになり

だんだんと親しくなって

クリスマスシーズンになった

そうだ

店の近くの ロームの

クリスマスイルミネーションを

見せてあげよう‼︎

いいモノ見せてあげたいけど

見る？

うん 見たい

近くの駅で待ち合わせて

車で いざロームへ

めっちゃ凄いで

次の角を曲がったら

ほらっ

⁉︎

消えてる.....

せっかく

喜ぶ顔が見たかったのにー

と ガックリしてる俺

明日も

つれていってくれる？

そやな

明日 もう少し早く来よ

クリスマスイブには

エステの会社からハワイに

行くらしいので 明日が

ラストチャンス‼︎

えぇー‼︎

またまた 消えてた 残念

ゴメン

クリスマスイルミネーションを

見せたかったけど .....

また来年 行こ‼︎

うん ありがとう 

来年を楽しみにしてる

そして

クリスマスイブを迎えた夜

妙ちゃんはハワイへ

「店長 遠藤さんから電話です」

え？

あっハワイからかけてるのか

今日

見せてくれる？

はぁ？

仕事が終わったら店に行く

え？ え？ ハワイやろ？

えへへ 行くのやめた

そやし今日 つれてくれる？

うわぁ

めっちゃきれい

無事

クリスマスイブに

念願のイルミネーションを

見ることができた

続く

女王様は不死身

皆様おはようございます

ありがとう親父の坪倉正明です

食欲の秋 大笑いすると

お腹が減りますね 

一緒に大笑いして

美味しいモノ食べましょう

女王様は不死身

お前 なんで

助けんのじゃ ボケ‼︎

はぁ⁉︎ お前

何ぬかしとんのじゃ ボケ‼︎

3日間の眠りから覚めたら

いきなり 食ってかかってきた

どうしても 死にたいらしい

勝手にさらせ ボケ‼︎

腹が立って

病院にほっといて帰った

数日後

電話をしてきて

ごめ〜ん

もうしませ〜ん ゆるして ウフ

何が ウフじゃ

再び女王様復活しとるし

それから数日後

店に電話が かかってきて

あ〜

シンナー吸いすぎて

めっちゃ えらいわ〜

こいつ なめとる

無言で 電話を切って

休憩時間に部屋に行き

土足で部屋に入ると

おもっきりビンタして

無言で帰った

そして 数日後

またまた復活しとるし

しばらくすると

店のオーナーさんが見つかり

別の店に移ることになった

平和な日々を過ごしていたら

「店長 〇〇病院から電話です」

嫌な予感がした

やっぱり お前か‼︎

店長 さみしいの私‼︎

またまた自殺未遂して

入院してるらしい

俺しか友達いないからって

しかたなく病院へ行った

手術して 痛いの

薬の飲み過ぎで

手首が90度に曲がって

伸ばす手術をしたらしい

薬って恐ろしいと実感した

そして ある日 電話が入った

なんと彼氏ができたと

3人で会うことになった

こんにちは

めちゃくゃ いい感じの人で

女王様も楽しそうにしてる

何度も自殺未遂をしても

なんとか助かってきたのは

この彼に会うためやったんや

そして俺は

妙ちゃんと

出会う事になる

続く

女王様との出会い

皆様こんにちは

ありがとう親父の坪倉正明です

京都は快晴です

気持ち良くて

大笑いしてしまいます

一緒にいかがですか？

女王様との出会い

長時間労働で

冷蔵庫と友達になった俺

アルバイトも揃ってきて

売り上げもかなり上がった頃

オーナーの奥さんに

襲われかけた

難を逃れて

タイミングよく店を売ることに

気持ち良く別の店で

がんばっていたら

姉妹店の店長の奥さんが

手伝ってくれてたのですが

これまた迫ってこられた

欲求不満かい‼︎

マルハチへ行け‼︎

嫌気がしてきて

本部の社員になった

初のリース契約でフランチャイズを増やすと言う

その店の立ち上げの店長に

1ヶ月で新店長へ

バトンタッチのはずが

「やっぱり 自信ないです」

と言って やめてしまった

じゃ誰が って俺しかいない

数日経った頃に

ヤケに派手なお姉ちゃんが

何人も買いに来て

ウチの店の2階に上がって行く    

2階って何？

コンパニオン会社で

女の子の待機場所やで

何時もほとんど同じ弁当に

飽きてきたのか

店長 オリジナル弁当して

唐揚げを小さく切って

高菜チャーハンを作ったら

派手なオネェにバカうけ

毎日 毎日 そればっかり

店長 例のアレ よろしく

怪しい‼︎ 他のお客さん

⁇⁇⁇

ある日の閉店間際に

1番のベッピンさんが来た

店長 目つぶって 手出して

えー‼︎

ラ ラ ラブ ラブレター‼︎

店終わったら

私の家に来てほしいの

私の家にやって

どうする？俺

行ってしまった‼︎

2人で 乾杯して飲んでると

子供の写真に気づいた

私 子供いるねん

今は施設に預けてる

なんか

ややこしそうやなぁ

それから 毎日

閉店したら 彼女の部屋へ

怒‼︎

なんじゃ‼︎

お前 何で

手ださへんねん

お前

魅力ないんじゃ

めちゃくゃベッピンさんが

横にいて 2人きりなのに

俺は 何もしなかった

俺の言葉に

怒るかと思ったが

逆に喜んでる

男は

みんな同じやと思ってたけど

あんたは 違うなぁ

何でも一緒にすんな‼︎

後日に知ったのだが

コンパニオンと言ってた

2階の派手なお姉ちゃん達は

SMの女王様だった

やっぱり

手ださんで よかった

ムチでしばかれるとこやった

そして

ある日の営業中に

女王様から電話が入った

て〜んちょ〜う

ウフフ げ〜んき？

ウフフちゃうねん

って 様子がおかしい

今から

死ぬねん あははー

はあ？

お前 何してんねん‼︎

睡眠薬飲んだし

手首切って終わりや

店長 ありがとうなぁ

以前にも

自殺未遂をしてる奴

本気で死ぬつもりや！

すぐに

店を閉めて 部屋に入った

先に 同僚の女王様に連絡して

行ってもらってた

部屋に入ると

ガァーガァーイビキをかいて

寝てやがる 

薬38ものから袋

一升瓶も転がってるので

酒も飲んでる様子

そちらの病院でもらってる薬

〇〇って書いてますが

38袋飲んだのですが

大丈夫ですか？

行きつけの病院に

電話をしたら

「それは危険です

   すぐに救急車を呼んで下さい」

病院に着くと

身内が来るまでいてくれと

そのうち

別の女王様が

元旦那に電話してくれて

元旦那が来てくれた

「僕はもう関係ないので

   連絡しないで下さい」

はぁ？

お前 冷たいのぉ

もう

俺しかいない

どうにでもなれ‼︎

続く

ドラゴンいっぱいいたで

皆様おはようございます

ありがとう親父の坪倉正明です

京都市は台風が過ぎ去りました

嵐の後の静けさって感じです

今日も

大笑いでスタートします

一緒にいかがですか？

ドラゴンいっぱいいたで

20年ほど前の話です

ある女性の友達と

その人の子供の龍一くん

僕とめちゃくちゃ仲良し

「つぶらく〜ん」

3歳の龍ちゃんに

つぼくらくんがなまって

つぶらくんって呼ばれてた

甲子園に

暴れまくりに行ったり

僕が

保育園に迎えに行ったりして

いつも一緒にいた

龍ちゃんは

名前の通りドラゴンが大好き

龍ちゃん

ドラゴン見たい？

え‼︎ 見たい 見たい 見たい

富士山に行ったら

ドラゴンいるで

富士山⁇ 行く 行く 行く

「ふ 富士山‼︎ 龍ちゃん

   3歳やけど.....」

お母さん心配してる

大丈夫

僕がオンブして行くから

「オンブで富士山‼︎......」

お母さんも妙ちゃんも

ツレも一緒に富士登山へ

5合目までバスで行き

山男に先導してもらい登る

「え〜台風がきてます

   昨日 1人 亡くなられました

   登りますか？やめますか？」

山男の話に

お母さん ビビりまくり

大丈夫やで

僕らは 山頂に行くのでなく

山頂に帰るのや

僕らのホームやし

大丈夫なんや   行こ‼︎

龍ちゃん

がんばって6合目まで

一生懸命に歩いてくれた

夜中なので

龍ちゃん眠そう

よっしゃ

龍ちゃんがんばったなぁ

オンブするし寝ていいよ

オンブして

しばらくして気づいた

前年も登った富士山

初めて登ったからか

めちゃくちゃシンドかった

命の危険を感じたほど過酷

ところが

今回は楽勝で

しかも龍ちゃんオンブしてる

龍ちゃんに龍を見せるんや‼︎

これだけ考えて登る

しばらくすると

龍ちゃんのお母さんが

高山病になり

フラフラになってきた

ついに8合目でダウン

「龍ちゃん 

   お母さんもう無理

   つぶらくんと行って来て」

うん つぶらくんと

一緒やったら

僕 大丈夫

と お母さんは山小屋で

寝てもらい 再び登った

しかし9合目ぐらいで

「これ以上は危険です 

    残念ですが 

    ここで中止します」

龍ちゃん

ドラゴンが 龍ちゃん来たし

喜んで はしゃいでるわ

って言ったが反応がない

おい‼︎龍ちゃん 龍ちゃん

龍ちゃんは

ある一点をジーと見ていて

動こうとしない

何や‼︎ どないしたんや‼︎

しばらくすると

我に帰った様子の龍ちゃん

龍ちゃん

ママの所に行こう

うん わかった

お母さんが寝てる

山小屋に着くと

走っていった龍ちゃん

ママ ママ 聞いて 聞いて

フラフラで

「あぁ 龍ちゃん 

   行ってきたの？」

ママ あのな

つぶらくんの言うとおりな

ドラゴンが

ドラゴンが

いっぱいいたで

僕 見たもん‼︎

あの時や‼︎

龍ちゃんが

全く反応しなかった時

あの時

龍ちゃんは

ドラゴンを見ていたんや

スゲー

やっぱり

龍はいたんや

振り返ると

富士山に龍がいると言ったのも

山頂がホームだから大丈夫と

言ったのも 勝手に口から出てきてた 不思議な体験でした 

龍ちゃん

ありがとう