皆様おはようございます
ありがとう親父の坪倉正明です
今日も大笑いでいきましょう
プータロー少年
30歳の頃
あるお母さんから相談を受けた
「ウチの子 仕事しないで
プラプラしてるのです」
「私が仕事を見つけてきても
すぐに辞めちゃうんです」
「坪倉さんの所で
雇ってもらえませんか？」
「一度 息子さんと会わせて
いただきます」
「お母さん抜きでお願いします」
そう言って会うことになった
彼は当時19歳
人の目を見ないし
ボソボソとしゃべり
無気力な感じ
「なんか夢はある？」
「いぇ」
「何してる時が楽しい？」
「特に無いです」
「やりたい仕事ある？」
「無いです」
「そしたら仕事せんといたら？」
「今 プータローで仕事する気がなかったらそれでいい」
「俺は３ヶ月 仕事しないって
決めたら そうしたらいい」
「オカンに宣言せぇ お前が
言わへんなら俺が言ったる」
そう言ったら
俺の目を見た
ニッコリ笑った
顔が全然ちゃう
「はい わかりました」
そう言って家に帰った
お母さんに電話して
こんな話をしたと言いました
「そうですか・・・」
働くように説得してもらえると
思っていたのか
声のトーンが下がった
そして次の日から
仕事が見つかるまで
ウチで働きたいと言ってきた
弁当の配達を頼んだ
そして私は肯定しまくった
何があっても否定はしない
そして１週間後
お母さんから電話が
「息子が自分で仕事を
探してきました」
「それはよかったです」
そしてお母さんは
「何で変わったのですか？」
そう言った
「答は簡単です
肯定しただけです」
お母さんは
仕事をしない息子を否定した
息子の気持ちなど
考えてなかった
息子を認めていなかった
私は肯定した
そして認めた
自分の気持ちに素直にしたら
いいと言った
それだけです
自分を認めてもらえたのが
嬉しかったのか
やる気が湧いてきて
自分で仕事をみつけた
私は自分の価値で彼を見ず
彼は彼と肯定しただけ
こんな私がしゃべります
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