妙ちゃんの
お母さんが
｢アンタも ちゃんと保険のあるもっと安定した会社に行きなさい｣
そう言われ
あの
有名な
○○タクシーに入社した～
目標を立てて
ハイヤーになれば
給料は
50万円も貰える～
有汰や妙ちゃんが
いれば百人力～
効率のいい
夜勤で奮起した～
ありがとうカレーの
拠点を無くした私
すぐに
できると
一旦休業した～
そして
さらなる
バックボーンが～
妙ちゃんが
妊娠したのでした～
またまた
がんばらなくっちゃ～
そして
2002年3月13日
次男 達八が
誕生した～
しかし
幸せいっぱいの時に
大事故にあうのであった～
達ちゃんが
生まれて半年がたった頃
私は
仕事中
信号待ちをしていた
そこに
物凄いスピードで
激突された～
お客さんも乗っていて
私と合わせて5人乗っていた車は10mほど吹っ飛んだ～
後タイヤは
両方パンクして
バンパーは
ペッタンコに
マフラーも
落ちていた～
気力で
お客さんを別の車を呼んで送ってもらうよう手配し
私は
フラフラで
病院に行った～
病院で
ぶっ倒れて
そのまま入院～
右半分が
ほとんど力が入らず
1週間
寝たきり状態に～
ようやく
起きれるようになったが 歩けない
車椅子で
移動し40日間
入院するのでした～
それまでの私は
中学時代に事故にあい
極度のむち打ちだった～
そこへ
追突事故にあい
首が
ボロボロに～
そんな私の
事故の相手がやってきた～
聞くと
保険に入っていないらしい
私は
｢こんな交通事故で
自分の人生をダイナシにしたらアカン｣
｢もっと自分の事
大切にしてや～｣
そう言うと
｢本当にすいません｣
涙を流しながら
答えた～
｢俺の事は
もういいから
これから がんばれ～｣
そう言って
帰ってもらった～
しかし
むち打ちの私
一生
むち打ちとのつき合いか～
そう思っていた～
日に日に
回復していった私
ふと感じると
首がゴリゴリしない
あれ？
むち打ちの
だるさが無い～
あれ？
何で？
あんなに
辛かったむち打ち～
事故前に
すごくゴリゴリした首が全くしない～
だるさもなく
不思議なことに
すっきりしている～
事故にあって
かえって
よくなってる～
？？？
事故の相手に
自分の事はおいて置き
自分の人生を大切にしてや～
そう言ってた
ご褒美なのか？
とにかく
すっかり むち打ちは治ってしまった～
40日間の入院後
職場復帰まで
8ヶ月かかった～
生まれて
半年の達ちゃんを
乳母車に乗せて
リハビリに通う
毎日でした～
事故の相手は
保険に入ってなかったが
仕事中の事故なので
労災が
認められた～
療養中は
ずっと
達ちゃんと一緒で
それも
楽しい時期でした～
そして
8ヶ月ぶりに
仕事に復帰でき
新たな気持ちで
がんばっていた～
そんな時に
オカンの入院する
病院から電話がかかってきた～
｢今朝 お母さんが
亡くなられました｣