借金地獄で
パニックになりかけていた私
妙ちゃんの
登場により息を吹き返すのでした~
いつもニコニコしている顔を見ると
あの寝られなかった
時に
おにぎりポパイで
全身にエネルギーが
行き渡る感覚
まだまだ
やったるで~
希望が
湧いてきたのでした~
問題児の私
妙ちゃんには
すべてを話そう
そんな時
頼りになるのが
やはり
おばあちゃんでした~
おばあちゃんの写真
を目の前に置き
妙ちゃんに
すべてを話した~
妙ちゃんは
動じることなく
ニコニコと聞いてくれた~
そして
私の運命の誕生日に~
27歳の誕生日
妙ちゃんには
おばあちゃんの命日だと話していた
そして
一緒にお墓参りに
来てくれた~
おばあちゃんに
彼女だと紹介した~
そして
誕生日は終了~
のはずが~
家に帰ると
妙ちゃんが
「誕生日おめでとう~」
そう言って
ケーキとプレゼントを
私は
「えっ 今日は おばあちゃんの~」
「わかってるよ~」
「でも誕生日でしょ~」
ニコニコ笑ってる~
一瞬ためらったが
妙ちゃんの
顔を見ていると
命日は命日
誕生日は誕生日
どっちがではなく
どっちも同じ日
そう割り切れた私
妙ちゃんの笑顔を
受け入れた~
ヤケクソ人生の私
借金地獄の私
結婚なんてとんでもない
彼女も
つくれない
そう思っていた私
そんな私に
希望の光を与えてくれた妙ちゃん
そんな妙ちゃんとの
関係を壊したくなくて
一からのスタートを
決意~
そんな時
救済軍団と出会う
その
救済軍団は
借金地獄の人達のために
弁護士や司法書士が
無料相談して一緒に
借金問題を解決してくれる
相談に行った私
家も車も売っていたので資産は無い
そんな私は
意外にもスムーズに解決
破産宣告することになった~
支払いが無くなり
一からのスタートがきれるのならとお願いした~
過去を清算して
未来に希望を~
私には
凄いバックボーン
おばあちゃんと
妙ちゃんがいる~
商売を
すべて辞めて
再び建設業へ~
妙ちゃんとの出会いから3年が過ぎて
間もなく30歳
破産をして何もかも無くしたが
毎月50万円の
支払いも無くなった
普通の生活が
ありがたい~
まずは
日雇い労働者で
日払いで過ごした