26歳で再び違う店に移り
心機一転がんばった
その店は
かなりデカくて
弁当屋が半分
クリーニング屋が半分
アルバイト
パートさんも
めちゃんこ多い
売上はまぁまぁ
維持していかなくては~
まずは
惣菜を手作りに~
千切り大根
ヒジキ煮
やっぱり
手作りは美味い~
店頭に
並べて 売れるで~
って 全然 売れない~
それではと
高野豆腐
春雨の酢の物
これまた 売れない~
何で?
美味いのに~
こうなったら
意地でも売ったる~
惣菜の種類を10種類に増やした~
それでもダメ~
15種類に~
イマイチ~
これ以上
種類を増やしても
陳列できない~
ん~
ん~
ん~
ヒラメケ~
ヒラメケ~
チン~
ひらめいた~
容器を小さくして
スペースを作り
30種類に増やし
オール100円に~
陳列ケースが
めっちゃにぎやか~
そして
その日から
売れる 売れる~
惣菜3つとライス
450円な~り~
OLにうけた~
主婦も夕方
夕食のもう一品に~
大学生が
おふくろの味を求めてやってくる~
やったぜ~
更に
10円~30円の
駄菓子を並べた~
これまた大人気~
子供が
お母さんを引っ張ってくる~
お母さん
弁当屋だと気を使って
「ライス下さい」
「から揚げ下さい」
ついでに買ってくれる~
クリーニング店には
当時珍しかった
100円ショップコーナーをつくり
それを
目当てに来る主婦が
クリーニングを出す
祭りじゃ~
祭りじゃ~
更に
更に
電話を3つ番号もらい
1つは
弁当屋
2つめは
カレー屋
3つめは
手羽唐屋
これで
宅配を始めた~
この宅配で
今の嫁さんに
出会う事になるのです~