大門実紀史 #桜を見る会 安倍の招待状は #ジャパンライフ の救世主だった!政治的配慮で行政処分の方針転換を暴露!安倍首相の招待状が最後の荒稼ぎを後押し!2019年11月
大門実紀史君
大門です
法案の審議に入る前にですね
こういう情勢でございますので、 またこういう日でございますので
ジャパンライフをめぐってまた
新しい事実も判明して 参りましたので
この委員会の所管事項でも ありますので
まず取り上げたいと いうふうに思います。
でご存知の通りジャパンライフ というのは被害者が7000人
被害規模が2000億で ございますから
例の豊田商事事件と同じ規模の 大事件だということですね。
でこの委員会でも何度も取り上げて まいりましたが
この間ですね、
連日テレビでも何度も 放映していただいてますが、
桜を見る会にジャパンライフの 山口会長が元会長がですね。
招待された招待状そこに 安倍総理の写真が入っている例の宣伝チラシですね。
もう 委員会で何度も配られてますけども
それがあれは単なる宣伝チラシで 使うときもあれば
1000人規模でお年寄りとか 集めたですね説明会でスライドで出して
「私は総理に呼ばれるような 人間ですよ」と
いうふうに使われて きたものでございまして
まあ安倍総理はですね、
ジャパンライフの広告塔
お年寄りを騙す手段に使われたというような問題で大問題で ございますけれど
私は今週の初めまではですね。
山口会長がどこかのルートで 桜を見る会の招待状を手に入れて
で安倍総理をですね
勝手に 信用付に利用してたのかと
まあ総理もねとんだ迷惑だなという ふうに思っていたんですけれども
ところがですね
今週のはじめ 我が党の田村智子議員の質問で
そうではなくて
ジャパンライフ山口会長の 招待ナンバーですね
それが60-2357と
この60が実は安倍総理の 招待枠であったというのは
もう今日もいろんなことありましたが
事実上政府も認めたわけでございます。
つまり総理枠で招待されたという ことが明らかになりますと
これはちょっと話が違ってですね
勝手に使われたんじゃなくて 総理が招待した。
つまり総理の方からジャパンライフに 協力したということになるわけで
大変大きな違いが あるわけでございます。
でこれはたくさんのお年寄り 被害にあわれましたし
私もこの問題ずっと 取り組んでまいりましたから
これはもう本当に怒りが隠せない 問題になってきていて
総理の責任が問われるということに なってきてるわけですね
でしかもですね
この 山口会長への招待状が
一体どういう時期にですね 出されたのかと
またいかにこの招待状が
被害者の拡大にですね貢献したのかと
具体的に指摘しておきたいという ふうに思いますけれども
まずジャパンライフの被害 ですね
が 国民生活センターあるいは 消費者庁に届き始めたのは
消費者庁がつかみ始めたのは 2013年に入ってからでございます
でどんどん被害が拡大いたしまして
しかし結局ジャパンライフの 営業を止める
被害を止めるということができた のは2018年2月になってからつまり
被害弁護団が破産申し立てをして やっと止まったということですね
消費者庁が ジャパンライフの問題点つかみながら
なんと5年以上被害を広げるのを止めて こなかったという問題でございました
この5年間で何千人と被害者が 新たにも生まれたわけですね
少しその桜を見る会の前に
経過を触れておきたいんですけど 消費者庁がですね
実は消費者庁も2013年から2 014年の5月頃までは
真面目に調査を されておりまして
内部資料を持っておりますが
もうここまで来ると名前も 言いますけれどもですね
消費者庁の取引対策課の 2013年10月の資料がございます
この時に担当職員から 山下課長宛てにですね
予備調査報告書が出てこれは 被害が甚大になる可能性があると
本調査に移行すべきだという 提案がされております。
それで調査に入りまして
さらに一生懸命調査したんですよ ね
で2014年の5月にはですね
ジャパンライフは経営が 悪化していると早く
対処しないと今見逃すと 大変なことになる
つまり被害者にお金を返せなくなると いうことで
山下課長からですね
取引対策課の法令班に対して
引き続き調査を進めてくださいと 時間をかけないでくださいと
急いでやってくださいと 被害が広がらないようにと
その前に立ち入り検査で なんかやるべきだと
いうことをお考えになって たわけですね
ところが7月4日にですね
その山下課長が異動して 山田課長に変わりました
途端に方針が変わります
7月31日の処理方針の 確認の文書によりますと
杉田弁護士 消費者庁の杉田弁護士は
立ち入り検査に入るべきだという ことを言われておりますけれども
山田課長から立ち入り検査を 行うほどの
違反事実はないと
召喚でいい呼んで 注意するだけでいいと
いうようなことが言われております。
それまではですねこれは危ないと
早く対処しなきゃ立ち入り検査を 念頭にやってきたのが
急に課長が変わった途端ですね
方針転換をして
呼んで注意するだけでいいと 召喚 要するにですね
呼んで注意するだけでいいと
180度と言っていい方針転換を されたわけですが
一体何があってこういう 方針転換があったんですか消費者庁
小林審議官06:46
お答えいたします。
ただいまえーと委員の御指摘の 点でございますけれども
えーと私もいま内部の資料持っておりませんのですね
何をもってそういう方針転換があったという
委員の指摘の事実があったかどうかということについてもですね
申し訳ありません今 承知しておりません
大門実紀史君
この文書については 前川口次長も
ご存知なんで当然今日は通告して あるのでね経過をね
それ持って来てると思ってるんですが 持ってないんですか?
持ってないんですがそれじゃあ 確認してくださいね
ちょっと通告してあるんですよ 経過についてということでね
その持ってないのはおかしいよ これ僕は持ってて ですね
でじゃあこれも後でも いいですよ。確認ください。
実はこの7月31の その対象者を含めた会議に
もう一つ文書が配られました。
それは要回収 後で回収しますよというです。
本件の特異性 特別に異常 特異性という文書でですね
えまあ色々書いてありまして 要するにまあ立ち入り検査はいいと召喚だと呼んで
注意するだけで いいということと
最後にコメ印で 政治的背景による余波を懸念すると
政治的な背景による余波を懸念と いうのがあるんですね。
これどういう意味なのかですね。
私は知っておりますけど
あとで確認してくれますか 今文書が分からなければ
何か分かりますか?
小林審議官
申し訳ございませんーえーと 今申し上げた通りでしてございまして
ーえーその資料をもうちょっと ただ今は持っておりませんので
中身については本日はご容赦 いただきたいと思います。
大門実紀史君
これは実はですね
2017年に衆議院の 消費者特別委員会で当時民進党の井坂さんも
中身はこういう私のような触れ方ではないかもわかりませんが、
一応取り上げて配布されて いる資料でございまして
今日何の準備もしないで答弁に 来てるんですか?そしたら
(通告しているんですよ)
09:00
通告してるんですよ 経過についてだから
そこのファイルとかに あるはずなんだけども
まぁちょっと法案もやらなきゃ ならないんで調べて後でください。
で要するにですね、この2年前の ジャパンライフは
質疑でもその時に私
この委員会でやりましたけど
ジャパンライフは内閣府 経産省の元役人が顧問や役員で 抱え込まれております。
課長補佐問題等ありましたが それ以上のもっと
キャリアの人たちがジャパンライフに 天下りしておりました。
でしかもお中元リストってのが ありまして
これはこの委員会でやりましたけど
安倍総理をはじめとしてですね 国会議員などに広く
お中元をまいているとかですね 非常に政治的な
対応をしていたのが ジャパンライフでございます
政治家との関わり色々な関わりで ですね そのさっき言った
政治的背景による余波懸念 さらに言えばですね
この問題は政務三役へ 上げる必要があるというようなことが書かれてるんですね
要は政治家との関係を 懸念されたわけであります
そして
もう一つありまして 8月1日にですね
今度は審議官レベルになりますよ 名前言います菅久さんですね
菅久審議官 よくここで答弁してましたね
まず山田課長がですねいきなり 行政処分というのは難しいと
ジャパンライフが自主的に 廃業してくれる くれるのはいいと
やるわけないですよ マルチがですね
それは破綻させて 逃げる時だけですよね
それに対して菅久審議官は何と おっしゃっているのかですよね
当庁に消費者庁に召喚するんで あれば公にならずに済むと
呼んで注意するだけなら 公にならずに済むと
そうした方が弁護士も 報酬になるから喜ぶだろうと
こんなバカな ことですね議論して 議論というか話し合ってるんですね
で 結果立ち入り検査にも 入らないと
文書指導ということに なるんですね
ついでに言えばこの時にですね ちゃんと指摘しているわけです
決算公告によれば
ジャパンライフの経営はよくないと
つまり 破綻すると逃げると
ね お金だけとって逃げると いうことを指摘もされているにもかかわらず
結局ですね、
立ち入り検査やらないし。
さっき 今申し上げたように処分もしないということになって
2014年の9月から10月に 文書注意でね
呼んで文書注意だけで 済ましてるわけでございます
で現場の被害は拡大しておりますし
そうは言っても ジャパンライフはもう消費者庁から目をつけられて いるのは分かってるわけですね
で
消費者庁の中でも被害の相談がどんどん 国選含めて広がっておりましたから
このままでいいのかということが あったわけでございます
そして問題の2015年に 入るわけですけれども
消費者庁に聞きますけれど
後で行政処分をやる時の 違反事実ですね、
実は、どの時の違反事実が 一番多かったかと言いますと
年を明けて文書の文書指導 注意さしかされなかった
翌年の2015年の年明けのですね 1月から3月の相談事例
この時の相談事例をもとに後に2016年に行政処分をされて いるんですね
違反事実としてこれは間違いないですよね
小林審議官
お答えします今 えーと行政処分4回やっておりますのでですね 。
そのうちえーと委員ご指摘の2回目の行政処分の件では ないかと思います。
ちょっとそのタイミング どのタイミングのそのえー
消費者の供述を一番もとにして えー
違反事実を認定したかと いうことについては
タイミングにつきましては ーいつということはなかなか申し上げられませんけれども
えーとご指摘の通りーえーそのですねえっと2015年えー にはですね
立入検査の方を しておりますので、その前の
いろんな違反というのを 疑いをえー
疑い疑いでもって 立入検査をし調査をしそして処分につなげたと いうことでございます。
大門実紀史君
あなた担当者でしょ
なんでそういうことぐらい 分からないんですか
ちゃんと違反事実の認定のところに 出てくるのがこれは間違いありませんが
この2015年1月から3月なんですよ
なんですよ
つまりこの時はですね ジャパンライフはですね
もういろいろ消費者庁のこのままで済まそうと 思ってるような様子なんで、
何を考えていたか マルチはみんなそうなんですけど
最後は逃げるんですね
お金だけ集めて荒稼ぎをして 最後の荒稼ぎをして逃げるわけですね
これはこの山口会長なんか常習犯で 国会にも呼ばれたことある人で
こんなこと分からないわけ ないんですけれど
とにかく2015年の1月から3月 というのは一番ひどい被害事例が出た。
つまり、かなり強引な勧誘をやった という時期なんですよね。
その時にですね、つまりまあ
ジャパンライフは最後の荒稼ぎで 資金を移して
破綻させて、もう逃げる準備を始めた最後の荒稼ぎに入った時に、
出されたのがですねこの 桜を見る会への招待状と
いうことになるわけであります。
これは追い詰められた ジャパンライフにとってですね
まあ何て言うんですか 錦の御旗というのかですね
ほんと 救世主の役割を果たして
これで
信用させて パーティーいっぱい開いて急速にその時期にですね
お金を集めたということに なるわけでありまして
単に協力したというよりも
非常に積極的に非常に悪い時ですね
悪い役割をですねこの 桜を見る会の招待状
安倍さんの名前で出した安倍枠で
総理枠で出したものがですね
そういう役割果たしている ということなんですよね
そういうことになるわけであります で
ですからその後まあ そうは言っても
もう処分しなきゃいけないんで 消費者庁こう入っていって
立入検査やるんだけれどもさらに1年半ですね
また、結果が出ないわけですね。
1年半も 検査入って1年半近く1年3ヶ月結果が出ないなんて 信じられないですよね。
その時も政治的な影響力が 働いたんじゃないかと
言われているわけでございます。
でまあ全体見れば要するに ジャパンライフ問題はですね
最初から政官の関与影響力が 延命させてきたわけですけれども
その最もジャパンライフが 厳しい時に
一番ジャパンライフにとって 厳しい時に
最後の荒稼ぎをやろうとした時に 手を貸したのがですね
この総理の招待状だと
いうことになるわけでありまして これは被害者にとって
許せない話だと。
私にとっても
これは本当に怒りを感じる話だと いうことでございます。
でこれは本当に後は総理に 聞くしかありませんのでね
総理にしかるべきところに 出てきてもらって
直接説明を果たしてもらいたいと いうことを
今日は申し上げておきたいと いうふうに思います
=~= 書き起こし BY hikaru =~=
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