✨️ シェア歓迎 🌈 11月26日 衆議院予算委員会 山尾志桜里議員&安倍晋三内閣総理大臣&山下貴司法務大臣 <外国人労働者受け入れにむけた出入国管理法改正案>
山尾志桜里議員(立憲民主党)
「総理が、『単純労働には拡大しない、という単純労働、ってなんでしょう?』という私の質問に対して、「特段の技能、技術、知識、または経験を必要としない労働を行う外国人を受け入れる政策をとることは、これを考えておりません。」 議事録2ページ目の上段の左側です。総理にお伺いいたします。これ、大事なことなので。
特段の技能も、技術も、知識も経験もいらない仕事って、どんな仕事ですか?」
(安倍首相、山下法務大臣を指さす)
山尾議員「総理、総理の答弁です。」
(議場ざわざわ)
野田聖子委員長「まず、客観的に法務大臣から・・」
山尾議員「総理の答弁の内容を確定させて下さい」
(野党理事、委員長のそばに集まる。 山下法務大臣立ち上がる)
野党理事「技術的なことはなにもないですよ」
山尾議員「本質的なことです。総理の答弁の内容を確定させて下さい。その機会は今しかないんです。」
野田委員長「まず、その言葉について、法務大臣から・・」
(議場騒然 「総理!」)
(安倍首相立ち上がる)
委員長「ああ、じゃぁ、内閣総理大臣、お願いします。」
安倍晋三内閣総理大臣
「ただいまね、どんなものですか?ということについてお伺いがございましたので、これは所管する法務大臣が適当だろうと判断されるのは、これは当然のことだろうと、こういうふうに、思います。」
(そうだ!)
(大きな声を出す人あり)
野田委員長
「ご静粛にお願いしますね。」
安倍首相
「・・・あの、なかなかですね、冷静なやり取りができませんので、委員長、ちょっと注意していただけますか?」
野田委員長
「ちょっと、答弁を聞きましょう。ご静粛にお願いします」
安倍首相
「これまで、政府が示してきた外国人労働者の受け入れの基本方針は、専門的、技術的分野の外国人労働者は積極的に受け入れ、いわゆる単純労働者の受け入れについては、国民のコンセンサスを踏まえつつ、十分慎重に対応すべきことが不可欠、というものであり、引き続き政府としては、特段の技術、技能、知識、または経験を必要としない労働に従事する行動を行う外国人を受け入れる政策にいては、これをとることは、考えて、おりません。」
(ざわざわ 「同じ答弁じゃないか!」)
野田委員長
「ご静粛に」
安倍首相
「今回の・・」
山尾議員
「どうぞ、私聴いていますから、どうぞ」
安倍首相
「今回の新たな受け入れ政策は、あくまで専門的、技術的分野を拡充し、一定の専門性、技能を有する外国人材を受け入れようとするものであり、従来の基本方針を変更するものではなく、ましてや 委員が今言われているように 特定の労働分野または労働を単純労働か、否かで 分類するものではありません。 今のご質問については、特段の技術、技能、知識、または経験を必要としない労働の具体例はなにか、というご質問だろうと思います。そこで、今回の制度はいわゆる単純労働者の受け入れを認めるものではなく。特定の労働分野について、試験や技能実習による実務経験などによる一定の専門性、技能を有する外国人を受け入れるものであります。 お尋ねの点においては様々な作業が考えられるものの、こうした場において、個別具体的に例を出すのは、控えた方が、よいと、考えております。」
(「なんだそれは!」「なにいってるんだ!」)
野田委員長
「山尾さん」
山尾議員
「あの、私、総理の言っていること、半分分かるんです。これが、具体的に特段の技能や技術を有しない仕事だ、と特定することは、その仕事に従事する方の尊厳を壊すことになるのではないかと、まあそういうことを言ってらっしゃるのなら、私もこれ、懸念しております。だから私、この質問をしているんですね。 ヒアリングの中で法務省はたとえば『土を右から左に動かすだけの仕事』と例示されました。この例示、維持されるんですか?」
野田委員長
「山下法務大臣」
山下法務大臣
「お答えいたします。今回の受け入れでは、個別の作業に着目して単純か否かを判断するのではなく、業務を総体として、たとえば、各業務を校正する複数の作業の内容とか、手順であるとか、要求されるスキルであるとか、知識であるとか、経験など、全体として評価するわけです。」
山尾議員
「質問に答えて下さい」
山下法務大臣
「その上で、一定の専門性を持っているかを評価するわけでございます」
山尾議員
「質問に答えて下さい。維持するかどうか。理解していますから。」
山下法務大臣
「で、そういうことで、例を示すと言うことは、一般的な評価、それをやることになると言うことを、ご理解をいただいた上で、あれば、やはりここは適当でないと、いうことになります。」
山尾議員
「適当でない、と。では、法務省の例示は撤回する、ということでありました。」
総理に伺います。こういった、今回外国人には拡大をしない、特段の技能、技術、知識または経験を必要としない労働は、この日本社会で、誰が担うことになるんですか?」
委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍首相
「あのー。ま、単純労働についてどうかと質問についてはですね、すでにこの予算委員会において、山下大臣から答弁をさせていただいて、いわば大臣としてですね、これが単純・・いわば、多くの方々が、生業のために、一生懸命なされている仕事を単純労働と、いわば、切り分けていく、簡単に切り分けていくことはするべきではないと言う趣旨の答弁は、大臣としては、そう答弁されているところでございます。そこで、実際にですね、いますでに 様々な分野について、人手不足が深刻になっているわけですが、その中においてもですね、しかし、その分野で頑張ろうという日本の方々もたくさんいるわけでありますし、また生産性の向上にもですね、全力をあげて政府としても支援をしているところでございますが、そういう中で努力を積み重ねてもなお、えー、足りない分野においてですね、外国人を活用していこうと言うことでございますが、しかしそこでですね。ご質問は、では、単純労働はどうか、ということでございますが、それが誰かと言うことを私はいまここで、答弁することはできないのでございますが、いずれにいたしましてもですね、需要と供給というかたちでで成り立つものでありますが、さまざまなかたちでですね、いま、」
山尾議員
「答弁できないのなら、もうやめてください」
野田委員長
「お静かにお願いします」
安倍首相
「すみません、答弁している最中に
山尾議員
「だって、答弁できないのなら」
安倍首相
「質問されたのに、やめてください、っていうのは、どうかと思うわけですが。今、まさに、まさに、答弁の途中で、ございます。」
(ざわざわ)
野田委員長
「ご静粛に」
安倍首相
「いま、さまざまなかたちでですね、いろいろな事業が成り立っているわけでございますが、なかなかその作業自体にですね、その作業からどんどんステップアップしていく見込みがないものについてはたとえばですね、アルバイトというかたちでですね、様々な人が関わっているものもたくさんある、訳でございます。」
山尾議員
「委員長、もう聴いていないことをながなが答えるのはやめてください。委員長。」
安倍首相
「そうしたかたちでですね、補充していくと言うこともあるんだろうというふうに考えております」
野田委員長
「山尾さん」
山尾議員
「つまりね、諸悪の根源は、単純労働なんて簡単に割り切れる仕事はないんだけど、単純労働入れないからそんなに拡大しません、とそういうふうにいいたいがために、例示を こういう場で一つもあげられないような『まぼろしの単純労働なるカテゴリー』を無理に作るから、こういう苦しい答弁になるんじゃないですか。」
(「そうだ!」「そうだ!」)
「今の話で言ったら、外国人に拡大しない単純労働は、じゃぁ、だれが一体日本社会で担うのか。 『日本人が担うことになる』、なぜこの答弁ができないんですか?」
(そうだ!)
「職業に貴賎なしという社会の価値観を壊したり、一部の人の仕事を無理矢理単純労働と切り分けて、これは日本人にとっておきますとアナウンスせざるを得ないような、労働者を分断したり、労働者の尊厳を傷つけるようなことは、やめてただきたいと思います。 次に、 (法務大臣が出てこようとするのを見て) 法務大臣、結構です!」
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(*一部省略しています。書き起こしは時間がかかるので、誤字・脱字・変換ミス等はご容赦ください。「校正」より、記事のUPや 書き起こしに時間使っていますご理解ください。)