第9話

雨の中、見知らぬ男の車に乗ってるミンジュ(ソ・ジヨン)は車から降りようとしない

その車にもたれかかり数時間が経過、、、

ずぶ濡れのまま、諦めて傷心したユンは自分の車に乗り、運転するが、

交通事故を起こしてしまう。

事故で病院に運ばれたユンは一命をとりとめ入院することになる。

しかし、経過はあまりよくなく、強く胸を打ってしまい、心臓に疾患を残すことになる。

ウンチェはユンからのメールを無視した自分のせいだと、

水さえも口にせずに、部屋に引きこもってしまいます。

そこへムンヒョクが迎えに来ます。

ユンが生きていることを告げ、会いたがっていると伝えると

やっと口を開いたウンチェ「生きてるのね?」と、

そこから数時間動けないウンチェ、を黙って見つめるムヒョク

暗くなって、明かりをつけると、「ユンが死んでしまう」と言って

ウンチェを担ぎ上げて、部屋からでて、車に乗せたムヒョクが

泣き止まないウンチェに言うのは、

「飯を食うか 俺とキスするか」

「嫁にしてしまうぞ」

本心をポロっと口にするムヒョクって魅力がありますね。

ドキッとするよね。こんなこと言われたら。

病室に入ったウンチェはそこで付き添いをしていたミンジュに会い

「他に好きな人が出来たの。」という

ミンジュの言葉から、何が起きたのか悟ります。

そして、眠りに落ちているはずのユンがウンチェの手を握るのです。

ウンチェの心が揺れてしまいますよね。

メールを無視した事に心が折れてしまいますよ。

ミンジュがマンションに戻り、エレベータに乗ると

後を付けていたムヒョクが変装して乗り込んできます。

ムヒョクはエレベータの中で変装を解除し、

ミンジュにその正体を明かすのです。

「ある人間は愛をガムのように吐き捨て、ある人間はその愛の為に命を懸ける」

わ~~ムヒョクの一番言いたいことよね。

「罰が当たったんだ」

オーストラリアで命を懸けた自分をガムのように吐き捨てた、ジオンが蘇るよね。

ここで、ムヒョクはジオンも、ミンジュも愛せない対象だって言ってるのね。

そして、母も、弟も、、、

ゲームオーバーですね。

もうマンションは要らなくなります。

ミンジュとユンは修復できないでしょう。

 

ムヒョクは誕生日のお祝いを双子の姉家族の下で過ごします。

姉は障害を患っているにも関わらず、純真に息子を育てているのです。

癒される家族です。

病室を訪れたムヒョクはウンチェの姉妹たちの話を聞いて

ユンが眠ったまま手を離さないと知ります。

ユンは無意識にウンチェの手を離さない。

ユンはウンチェとの過去の時間の流れの中にいるのよね。

病院に戻ったムヒョクはウンチェの気持ちを思いやるのです。

黙って見つめるムヒョク、、、

ウンチェの心を見ているようで、とても切ないシーンですね。

そして、何も言わずに、しっかりと、ウンチェの手を握るムヒョク

ウンチェを攻めたりしないんです。

簡単に吐き捨てたりしないウンチェをさらにムヒョクは好きになっているのでしょう?

そう思うと、涙出ますよ。

求めてる愛すべき女性の傍にいたいのに、他の男性に手を握られているのよ。

自分の元には来ないかもしれないウンチェなのに、

抱き寄せることができるんです。

ウンチェも、ムヒョクが好きだっていう思いと、

でも、ユンの手を離したりできないんです。

回復したユンがカードでウンチェに車をプレゼントします。

これまで尽くしてきたんだから当然よねって言って受け取るウンチェ。

ま、付き人としての仕事になくてはならないのだから、

スタイリストから昇格させるつもりね。

怪我をしてるユンにはこれからも傍に居たいし、移動に使えるって感じね。

必要といえば必要でもあるわ。

車をプレゼントしてくれて、

「何かおいしそうにものを食べてると~~」

とユンが告白してくれたのに、一人になってみると、

蘇るのはムヒョクとの会話の方なんですよ。

「抱きしめて、ユンみたいに、一度でいいから」
「行くなウンチェ、つらくさせないから、いくなよ」
「飯を食うか 俺とキスするか
飯を食うか 俺と寝るか
飯を食うか 俺と暮らすか
飯を食うか 俺と死ぬか」
「ガルチと姉さん面倒見てくれないか?」

自然に足が向くのはムヒョクの所。

ミンジュも愛を求めていたのね。本当は、、、

ムヒョクからすればミンジュは愛すべき対象じゃないのに

気が付いていないのよね。

エレベーターで言われたことも、分かっていない。

秘密をばらすとムヒョクを強請りながら、付き合おうなんて無理です。

こういう人の方が多いのが世の中ですよね。

愛するっていう事を何かとの天秤にかけるって、

分かっていないって事ですもの、、。

第10話

意識を取り戻したユンは、

回復してマツバ杖で歩けるようになるのだが、

自分にとって一番大切な人はウンチェだと気付ても、

彼女の心はムヒョクに傾いていると感じている。

車を貰ったウンチェはムヒョクに会いに来たのだが、

鼻血を吐いていて振り向くことができないでいる時にメールが届き、

振り向いてもらえなかった事に「傷ついたのかもしれない。」と思うすれ違いで

その場を後にしてしまう。

多量の鼻血が出たので受診し、銃弾が映ったレントゲンを見つめています。
この時、医者に、難しい位置にあり銃弾を取り除くことができないと告げられています。
一緒に呑みに出かけた父に、
ユンを今までのように何でも言う事を聞くことができないと告げると
それは家族を巻き込むことでもあると告げられ、
簡単ではないことを知るのですが、
「ムヒョクさんは違う、いつも暖かくて、優しいの
ムヒョクさんの事を許して、ユンを好きだった時いつも一人で寂しかった」
と胸の内を打ち明けるウンチェ、酔いつぶれる父。
つぶれた父を置いて店を出たウンチェは、酔ってムヒョクに会ったので、
焼酎を飲むため落書きのあるアンダーパスに誘う。
オーストラリアの埠頭のようにトンネルの中で路駐泊してみる。
ウンチェってこういうところかわいいよね。
「かわいいな~」ってふざける酔ったウンチェが可愛いです。
酔ったウンチェをおぶって家に送り届けた時ユンに会ってしまいます。
その光景はユンは許せないのよね。
ユンは怒りに任せて、ドラムをたたき、倒れてしまいます。
 
無茶な事をして、再入院になったユンは心臓が悪化していました。
移植しか助かる道は無いと医師に告げられる母は必至で「助けてほしい」と医者に訴えます。
 
姉の家族とTVを見ながら、その明かりで銃弾のレントゲンを見つめる。
レントゲンの銃弾を指で隠す、、、ようには無くならないよね。
「これを取り除けない」=命の終わりが迫っている。
この現実に必死で耐えてるのよね。
ウンチェに対して、明るく振舞わずにいられないムヒョク、
「ユンに心臓をやるから俺と付き合え、
俺が生きてる間は 俺と付き合え」
照れて、パンを頬張りながら話すから、
ウンチェにはこの意味がまだ理解できない。
怒ってミルクをかけてその場を立ち去るウンチェ、、、
 
第11話

自分の心臓をユンに提供することを決心して話したのですが、

レントゲンに映った銃弾の事を知らないウンチェ(イム・スジョン)は、

命を軽はずみに扱う彼に失望して、本当の気持ちだとは感じなかったようです。

「お前と幸せな時間も過ごしたい
俺だっていい思いしなきゃ」

とふざけた感じで喋るので、
「そんな奴だったなんて、
命を何だと思って?、天罰が下るわよ」と

軽蔑のまなざしを向けてミルクをぶちかけるのです。


バスの曇ったガラスに「冗談じゃない」って少し照れながら指で書くムヒョク、
「冗談じゃない、あれは本気だからな。
長くて3か月、短くてどの位かな医者に聞き忘れた
俺は近いうち 死ぬらしいんだ。
何か良いことをして 地獄行きを逃れたくて、
お前も、ユンも ユンの母さんも喜ぶし、いい取引だろ?」

バスを降りたウンチェを追いかけながら話をするのですが、

照れながらしゃべるので、どこか嘘のように聞こえたのね。

全く信じようとはしないウンチェはマジ怒りモードになってしまいます。

 

ライトアップされた街路樹って素敵ですよね。

「俺と付き合え、傍にいろ」と照れながら言うムヒョクに

「寝てもいい、絶対に死んでユンを助けて」と真剣に怒ってるウンチェ、

ロマンチックな場所でコクられてるのに、通じないウンチェは真面目そのもの。

ホテルに自分から入って、服を脱ぎだすウンチェに、

分かって貰えないもどかしさを感じるムヒョク、、、、

心がすれ違ってますよ~~~

突然「死ぬから心臓をやる」なんて言われて信じれる人なんていませんよ~~。

演出がハラハラなんだよね。

ユンからすべてを奪うの?

と詰め寄るミンジュに目を合わせれない。

そうよね、母を恨む事に残りの人生かけてるって、なんて荒んだ人生かしら。

ムヒョクに会いに来たユンですが、姉親子と待っています。

サインする為に出した画用紙に挟まっていたレントゲンを見つけ

「これは誰の?」と聞くユン

そして、レントゲンの銃弾を知るのです。

「お前の為に生きるよ」と告白するユンは

ウンチェを抱き寄せた時にパパラッチに映像を取られてしまいます。

パジャマにコートを羽織ってるだけなのにユンってカッコ良いです。

第12話

TVでウンチェがパパラッチされて流れます。

鼻血が噴き出て洗面所で顔を洗うムヒョクは鏡に八つ当たりして怪我をします。

突然襲う銃弾による後遺症に苦しむムヒョク、ウンチェにその事を教えて無いのです。

姉親子が見守りますが、何もできないのです。

つらさが、ウンチェには何も伝わってないのよ~~

マネージャーの仕事も、別の人が担当していました。

新しいマネージャーがユンの病室の前にいたのです。

それを払いのけて病室に入るムヒョク

ユンのいる病室でウンチェが熱を出して疲労で倒れたのを見つけます。

彼女を抱きかかえて急患室に連れていきます。

眠っているウンチェは医師に見てもらい解熱剤の点滴をしてもらいます。

熱が下がり、目が覚めたウンチェは、

見守るムヒョクを無視し起き上がって、ベットから抜け出します。

無機質な病院に黄色と紫の衣装でポイント作ってるって

スタイリストさんほんと上手。

ソウルには車の通れないような高台にある

貧しそうな家が沢山あるのね。

母ドゥリはムヒョクが短命だと知ります。

あからさまに、プレゼントをもって家に押し掛けるドゥリにマジ切れするムヒョク

 

ウンチェが帰るのを待ち伏せていたムヒョクは

彼女を見ると抱き寄せます。

「仮にもし、ユンに何かあったらあなたの元へは行かないわ。

死んでも。だから自分の道を行って
生まれ変わって会う事にしよう。
貴方と私はこの世では結ばれないみたい。
来世で会った時、絶対に何があっても離さないから」

抱き付かれて、来世の約束しても、、、

ムヒョクは気持ちのやり場をどうすればいいの?

後遺症で苦しんでることをウンチェに内緒にしてるから、

本当の事を言っても伝わって無いって、

ここですれ違うって、あるよね、こういう時って、、、

ムヒョクにとって、言えない一言は「苦しい」なのね。

 

ムヒョクは「来世で、、」と言われたことで、

ミンジュの通うジムでトレーニングしています。

会いに来たのよね、ミンジュに。

でも、彼女を愛せないッテ余計に感じてしまうのよ。

アクセサリーで女優的なゴージャスな感じを演出。

 

 

 

 


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